114話 ページ17
てか！
なんでホークスも助けてくれないかなぁ？！
とある一室に私を抱えたまま入ったP-Zさんは、そこでやっと私を下ろしてくれた。
『あ、あああなた一体何なんですか！』
本当に彼のことがわからない。
何を考えているの
何を企んでるの
咄嗟に距離を取って体勢を低くすれば、そんなものに興味ねぇって感じで近くにあった椅子に腰を下ろした。
『ちょっと、聞いてるんですか？
…ぅわっ！』
そんな彼に近づけば、腕を強く引かれて、そのまま座る彼の胸の中に飛び込む姿勢になった。
背中と腰に手をガッチリと回されて、あ、これ逃げられないやつ。
「心配しなくても、他の敵には言いませんよ。
アンタら2人が密会してたことは。」
『よかった……って、ちがーう！
あなたは何なんですか！そして早く離してください！』
この体勢は流石にやばいでしょ…！
爆豪くんに顔向けできんくなる前に早く……
ｷﾞｭｳｯ
『ちょ…』
「……悪ぃ。
今だけでいいから……」
『え…』
「ジューデン、させろ。」
…更に抱き締めてきて口が悪くなるし。
たまに口が悪くなるのは何なのだろう
普段が本当の姿なのか
…こっちの、少し治安が悪いのが本当の姿なのか。
"ジューデン"と言った彼はしばらくの間、私の肩に顔を埋めて離さなかった。
頑張れば突き放せた力加減になってた
それでも離れなかった私はいよいよ爆豪くんに顔向けができないと思う。
わかっているのに…どうしてこんなにもこの人を突き放せないのだろう。
「……ずっと、こーしたかった。」
『…ｯ。
いやいや、あなたは私のこと"ヒーローとして"
好きなんですよね？』
「……。
まあ…そうっすね。」
『くっ…変態め！ファンとしての度が過ぎてるぞ！』
ポコっと頭に軽く拳骨を落とせば、ｷﾞﾛｯと下から睨まれて瞬時に手を引っ込めた…敵って怖ぇぇ。
爆豪くんに同じことやったら同じ反応しそう。
「ｹﾞﾎｯ…」
『まさか今の私の拳骨で…？！』
「違ぇ…です。
ただの風邪です。」
『風邪ならこんなに密着しないでもらえます？』
P-Zさんはようやく私を解放すると、「あ"ー…」なんて苦しそうな顔をしながら近くの棚に歩いて行く。
引き出しを開けて何かを取り出すと、そのまま水と共に口に含んだ。
『…違法薬 物だ。』
「違ぇよ！」
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あめみや(プロフ) - め"っ"ち"ゃ泣け"ま"す"(;_;)か"っ"ち"ゃん"ん〜〜 (4月28日 17時) (
レス) @page37 id: a179dcb416 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - あおいさん» はじめまして…！♡一言だけどおっしゃらず、おっっもたいお言葉送っていただいても大丈夫ですよ？およよ？(調子乗んな)嬉しいです…ありがとうございます…！(泣) (2022年9月26日 19時) (レス) id: 12eaed4cf4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - しろごまさん» ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました…！(泣)駆け足気味だったかな…？と思いつつ、かっちゃんの心境の変化、それに伴う行動の変化を書くことができて安心しております(^^)そう言っていただけて嬉しいです(泣)ありがとうございます！！ (2022年9月26日 19時) (レス) id: 12eaed4cf4 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - はじめましてなんですけど一言だけ失礼します…最高かよぉー！！！ (2022年9月20日 22時) (レス) @page50 id: 01cd2e0a3b (このIDを非表示/違反報告)
しろごま - 完結お疲れ様でした！最初は爆豪…って思ってたんですけど、続編まで行くとシャイニーちゃぁぁんー（号泣)になって、最後はもうほんとに二人共可愛すぎて言葉にならなかったです！とにかくほんとに面白い作品でした！他作品の更新応援してます！長文失礼しました💦 (2022年9月19日 19時) (レス) @page50 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃっぱ195
| 作成日時：2022年8月3日 0時
