109話 ページ12
ベラベラと自分のことをなぜかこんなにも簡単に喋ってしまった。
途端に恥ずかしくなってきて、そして彼になんだか申し訳なくて、背中を向けてブランケットにくるまった。
『30分後に起こしてください。』
「……いや、もうこのまま気が済むまで寝てください。」
『そんなわけにもいかんのですよ。』
「こんなに無防備なヒーロー……お前だけだろ。」
だから、背を向けた私が知るわけもなかった。
P-Zさんがどんな顔をしていたか
その時、何を考えていたのかなんて
「……っはぁ。」
ｺﾝｺﾝ
「P-Z、いるか？
ちゃんとシャイニーの監視しとけよ。
それと、今夜会議あるから参加しろよ。」
「わかりました。」
いい夢を見てた。
爆豪くんと手を繋いで、オシャレをして
2人で街中をぶらぶらしてる、素敵な夢。
『へへ…爆豪くん……』
「…。
起きろ、ください。」
ﾍﾞｼｯ
『いったぁ…もうちょっと優しく起こしてもらっていいですか？！』
「アンタが簡単には起きないからですよ。
確かに、一昨日も気が済むまで寝てくださいって言いましたけど、寝起き悪すぎです。」
…あぁ、そっか。
潜伏を始めて、今日でもう3日目なのか。
にしても、この短期間の内にこんなに私の扱い慣れる人、やっぱ爆豪くん以外では初めてなんじゃ？
「僕に襲われたくなかったらとっとと起きてください。」
『ほんと…あなたは爆豪くんみたいなことを言いますねぇ。』
「一々、彼に重なるのやめてください。
僕は敵っすよ。」
『でも爆豪くんもヒーローのくせに敵みたいだから〜。』
そう言うと、P-Zさんは無表情のまま私の頭にチョップしてきやがった、痛いんですけど。
…てか、睡眠の最中もこの人に見張られてる、同じ空間にいるって、中々にストレスだな…ホークスに現状報告も何もできない。
念のためホークスの羽を一枚懐に忍ばせてはいる。
あとは、いかにP-Zさんの隙をつけるか……
今日も長い廊下で彼の後ろを歩く。
…今ならバレないか？
空き部屋に入って、ホークスの羽に暗号を喋ろうとした時だった。
「噂にはなってたけど、マジでシャイニーいんじゃん！」
……すぐにその希望は絶たれた。
P-Zさんと私で後ろを振り返ると、ゾロゾロと数名の敵がこちらに向かって歩いて来ていた。
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あめみや(プロフ) - め"っ"ち"ゃ泣け"ま"す"(;_;)か"っ"ち"ゃん"ん〜〜 (4月28日 17時) (
レス) @page37 id: a179dcb416 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - あおいさん» はじめまして…！♡一言だけどおっしゃらず、おっっもたいお言葉送っていただいても大丈夫ですよ？およよ？(調子乗んな)嬉しいです…ありがとうございます…！(泣) (2022年9月26日 19時) (レス) id: 12eaed4cf4 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃっぱ(プロフ) - しろごまさん» ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました…！(泣)駆け足気味だったかな…？と思いつつ、かっちゃんの心境の変化、それに伴う行動の変化を書くことができて安心しております(^^)そう言っていただけて嬉しいです(泣)ありがとうございます！！ (2022年9月26日 19時) (レス) id: 12eaed4cf4 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - はじめましてなんですけど一言だけ失礼します…最高かよぉー！！！ (2022年9月20日 22時) (レス) @page50 id: 01cd2e0a3b (このIDを非表示/違反報告)
しろごま - 完結お疲れ様でした！最初は爆豪…って思ってたんですけど、続編まで行くとシャイニーちゃぁぁんー（号泣)になって、最後はもうほんとに二人共可愛すぎて言葉にならなかったです！とにかくほんとに面白い作品でした！他作品の更新応援してます！長文失礼しました💦 (2022年9月19日 19時) (レス) @page50 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃっぱ195
| 作成日時：2022年8月3日 0時
