∞の紅一点 Part７

焼肉 ページ10

丸「なぁなぁ、Aちゃん！今晩焼肉行かへん？」

「珍しいな、丸が誘ってくるなんか」

丸「そう？で、予定空いとる？」

「空いてるで」

今日は丸と仕事で移動時間、急に焼き肉に誘われた。
誘われたはええけど…

「なぁ、聞いてへんねんけど？」

いざ店に行ってみると、大倉とヨコもおった。

丸「あ、Aちゃんいらっしゃーい！」

この3人めっちゃ食うから見とる方が胃もたれすんねんな…。

大「うわ〜焼肉久々やわぁ〜…。うまそ。」

横「俺これ頼むわ」

丸「あ、僕の分も頼んで！」

うちは心の中でこの3人を焼肉ガチ勢と呼んでいた。

この3人と焼肉食べ放題に前行った事あってんけどその時ほんまにやばかった。

何がやばい分かって説明できんくらいやばかった。

横「Aは？なんか頼むん？」

ヨコにメニュー表を差し出される。

「牛タン」

横「分かった」

肉を待ってる間大倉と丸は

大「この金網ってさ、どこで買っとるんやろ」

丸「そりゃあホームセンターちゃう？」

大「ホームセンターで買うか？(笑)」

みたいな中身の無い会話をしてて入らなかったのでうちはヨコと話しとった。

「ヨコビール何杯目よ」

横「2杯目」

「まだ肉来てへんで？(笑)」

横「今日は飲みたいねん」

「また太っても知らんで」

横「そん時はAも一緒にジム行ってや」

「嫌やわ(笑)」

そんなどうでも良い会話をしてるうちに肉が到着した。

丸が早速肉を金網に乗せて焼く。

良い匂い。

実は今日そこまでお腹減ってなかったけど少し空腹になって来た。

丸「この辺焼けたから各自で取って〜！」

横、大、主「頂きます！」

うちは肉を取ろうと金網に箸を伸ばした。

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