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申し訳無い気持ちでいっぱいになりながらこの後も仕事があったのでみんなより先に撮影現場を出た。
「お疲れ様でしたー！」
マネージャーのちーくんとの待ち合わせ場所に向かって走っているとLINEが。
ゆうAさん、勝手に追加してごめん。追加しといてくれないかな?
呼び方と名前的に木原くんかな？
Aはーい
こうやってすぐLINEくれるって事はそんなに傷ついてないんかな？
それやったらええけど。
うちは走る。絶対ちーくん待っとるわ…。
あの子めっちゃ時間に厳しいからちーくん怒らせたらめんどいねんなぁ…。
そんな事を考えている間に待ち合わせ場所にたどり着いた。
そこには予想通りすでにちーくんの車が止まっていて、うちは慌てて車に乗る。
大「お疲れ」
「ありがとう」
…て、え？
なんで大倉が運転席に？
ちーくんは？
大「ちーくん押しのけて来たった。」
「お前うちの心読んだ？」
大「全部声に出とんねん。」
押しのけてってどう言う事やねん。
ちーくん職務放棄？
大「Aのお迎え付いて行きたい言うたら断られたから脅した」
「は？！」
大「嘘やって！大倉さんが代わりに行ってくれるなら行っていいですよ。その代わり僕は付いていきません。って言われた。」
「やっぱ職務放棄やんけ！」
大「今日はあのちっこい奴おらんの？」
「誰よ」
大「Aにキスしたあいつ」
大倉のその言葉にまたあの夜の事を思い出してしまい少し頭が痛くなる。
「木原くん？」
うちは普段通りのトーンでそう言った。
大「そう」
「まだ現場おるんちゃう？木原くんがどうしたん」
大「あいつ絶対お前のこと好きやで。」
大倉がミラー越しにうちを見ながらそう言う。
「知っとお。てか告られたもん。」
大「は？嘘やん。」
「ほんま。」
しばらくの間沈黙が流れる。
大「それで？返事したん？」
大倉がため息をつきながらそう聞いて来た。
「したで」
大「なんて言うたん」
「今恋愛する気は無い。ごめん。って」
大「…あっはっは！相変わらずやなお前(笑)」
「は？」
さっきまでの無表情はどこに行ったのか急に大倉は笑い始めた。
大丈夫？事故らへん？
しばらく笑っていた後、
大「良かった、安心したわ(笑)」
と力が抜けたように言った。
「何が？」
大「俺らの事、嫌になったんかなって思ったから。ほら、シャアハウスってストレス溜まるやん(笑)」
「…嫌になるわけないやん…」
大「だから安心してん(笑)」
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てりゅここ(プロフ) - サーさんさん» 初めまして！読んでくださりありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年4月24日 0時) (
レス) id: a989dff0d5 (このIDを非表示/違反報告)
サーさん(プロフ) - てりゅここさん、初めまして!∞の紅一点シリーズ読ませて頂きました！主人公ちゃんとメンバーの関係性がこの後どうなっていくのかとても続きが気になります！そして主人公ちゃんのお姉さんもこの後出てくるのかな？更新頑張ってくださいね！ (2020年4月23日 22時) (レス) id: 2aa0ad98f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：昴 | 作成日時：2020年3月9日 0時
