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お酒って怖ぇ…

「だからこれくらいどーって事ないわぁ〜」

安田さんが笑いながら更に強く手を握った。

「ところでさぁ〜Aちゃん、今度ご飯行ける?LINE交換して良い?」

「は、はぁ…良いですけど…」

私は渋々スマホを出して、安田さんとLINEを交換した。

「Aちゃん面白いからまた今度ご飯行きたいねーん!」

また飯行ける日教えてなっ!と超可愛い笑顔で言う安田さんにまたもやキュンとする。

これが丸ちゃんやったらなぁー

別に章ちゃんが嫌いな訳では無い。むしろ、山田は私の中で一二を争うほど好きなコンビだ。

しかし、やっぱり丸ちゃんが一番な訳で。

はー、辛いなー

全国のやすだーさんに殺されそう

その後も私たちは色々話した。

安田さんは話が上手く、飽きなかった。

その様子を舟山さんがものすごい顔で睨んでた。

そして22時。

「そろそろ解散にしますかー!二次会は各自で!」

高木くんがそう言いながらみちかを抱き寄せた。

みちかは満更でもない顔だ。

それにしても可哀想に…

私は哀れみの目で松本くんを見た。

安田さんが来てからあっさり松本くんは捨てられた。

舟山さんは今がチャンスだとばかりに安田さんに話しかけている。

狙ってるなぁ笑

さあ、カップル成立しなかった私たちはどうしよう。

松本くんも帰りそうだし、私も帰ろうかな。

「Aちゃん、もう帰る?」

その時、舟山さんと喋っていたはずの安田さんが話しかけてきた。

「帰ります」

「Aちゃんタクシー?」

「はい」

「じゃあ一緒に帰ろぉ〜」

「はい…って、え、大丈夫なんですか?」

私は反射的に舟山さんの方を見た。

めっちゃ怖い。

「何がぁ〜?」

「そ、その、週刊誌とか…」

「大丈夫やろ〜。それとも俺と帰るの嫌?」

安田さんが目をうるうるさせて首をこくんと左に傾げた。

こう言うところがさすがアイドルだ。

「いや、良いですけど…」

結局、私は安田さんの奢りでタクシーで帰った。

舟山さんに舌打ちされた。

申し訳ないから払おうとしたら

「女の子に払わせられへんから」

やって。やっぱイケメンやな。

ただの女友達にもこんな優しいなんて。

ええ友達持ったかも。

私はそう思いながら部屋のベッドへダイブし、LINEの友達にある章大という名前を見ていた。

舟山さんがちょっと気がかりやった。

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作者名: | 作成日時:2020年1月6日 13時

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