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9.進展 ページ9

「クラピカ!」



あれから数日、私たちはまた会う約束をして
今度は昼間に会おうということで

カフェの前で待ち合わせをした




ク「A、走ると危ないぞ」

「ご、ごめん!早く会いたくて」



ク「...そういうことは軽々しく言うものじゃないと思うが、いやいい」


「?何か言った?」


ク「いや、早く中に入ろう、ほら」




そう言ってカフェの入り口のドアを開けてくれた


なんていうか、女性の扱いに慣れてるなって

ク「なんだその顔は」

「別に、早く入ろ!」






中に入ると席に案内されて向かい合って座る


ク「私は決まったが、Aは?」


席について数分でクラピカは何を頼むか決めたらしい。




「うーん、パフェもいいけどこっちのケーキもいいな、あー!迷う!」



逆に私は迷いまくって申し訳ない。



ク「ゆっくり決めればいいさ」


「ごめん!すぐ決める!よしっ」




あんまりクラピカを待たせるわけにはいかないので、ケーキに決めて注文をした





注文したものが来るまで、私達はいろんな話をした






クラピカの好きなもの、本が好きっていうのは私と同じだった。




私も昔、クロロから本を読めと言われて読むことが習慣付いていた。




クラピカも歳のわりにはかなり博識だった
頭がいい、だけど頑固だ。



いろんなクラピカを知るたびになんだか
なんとも形容しがたい気持ちになる




「そういえば、クラピカはいつまでヨークシンにいるの?」


ク「特に決まってはないが、オークションが終わるまでは少なくともこの街に居ると思う」


「そっかー、私はどうしようかな。」





今まで特に考えてなかったけど、オークションが終わればクラピカともお別れしないといけないかもしれないんだよね




ク「私とくるか?」


「え⁉」


突然のクラピカの言葉に驚く



ク「なんてな、あくまでも例えばの話だ」

「...そう、だよね」





ちょっと期待してしまった
クラピカは冗談で言ってきたのに




「クラピカはさ、慣れてるよねー女の子の扱いに」

ク「そんな風に見えるか?だとしたら違うな。女性を誘ったりするなど今までしたことないな」



「私の時はすんなり誘ってたじゃん!」


え?私もしかして女性として見られてない?




ク「それは...いや。今言っておこう、実はあの時、Aを怪しいと思ってたんだ」


「.....え⁉」

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かるぴ(プロフ) - めっちゃ好きです...!続編の更新心待ちにしてます! (7月15日 23時) (レス) id: 33666e1c00 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - おふとんさん» 更新いたしました!本当にコメント嬉しいですありがとうございます!! (2020年4月18日 1時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
おふとん - すごく感動しました…!!ゆっくりで良いので更新がんばってください!!! (2020年3月13日 0時) (レス) id: 7e512559d0 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - けーさん» コメント嬉しすぎです!ありがとうございます( ; ; )めちゃくちゃ好きだなんて、、感動です、、。伊之助好き同じなの嬉しいです!もう少し伊之助勉強してから作ろうかと思います!(笑) (2019年12月22日 23時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
けー(プロフ) - この作品最近読み始めたのですが、すごく面白くて一気に読んじゃいました!めちゃくちゃすきです。もう少しで完結なのは少し寂しいですが、次の話も楽しみにしています!鬼滅の話も是非書いてください〜!私も伊之助大好きなのでうれしいです(o^^o) (2019年12月22日 1時) (レス) id: da4fc0faa7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キララ | 作成日時:2019年4月6日 22時

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