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30.策略 ページ30

「...」

ヒソカの言っていたことはこのことなの?


私の手には凝をして初めて見えるオーラがくっついていた。


そのオーラはホームの外にまで伸びている。
こんなオーラつけられる覚えなんてない。


「...もしかして」


私に、ついてこいと言うばかりにオーラに引っ張られる。



シャ「A、それ」


シャルも私の手のオーラに気づいたみたいだ。




もしやと思って周りを見ると、ヒソカはそこに座っている。

このオーラはヒソカじゃないの?






嫌な予感がする。

きっとこの先を目指してついて行けば何かがわかる


怖い



これを辿っていけば知らなければよかった真実に辿りついてしまいそうで...



「...」

シャ「A!!」


「え?」

シャ「それは何?説明して欲しいんだけど」


シャルも不審に思ったのか私の手についていたオーラに気がついたみたいだ



「私にもわからない...けど」


行けばなにかわかるかも、そう言おうとするとシャルが私の腕を掴む


シャ「ダメだ。罠かもしれない。Aをここで行かせるわけにはいかない」


マ「シャルの言う通りだ。アンタが行く必要はないんだ」



いつのまにかクモのみんなが私の周りに集まっていた。



「でも...」


フ「A、俺達はこれ以上仲間を失いたくないんだ」



フランクリンの大きな手が私の頭を撫でる


"仲間"そう言ってもらえて嬉しかった

クモのみんなよりも幼かった私はみんなの背中ばかり追いかけていた


対等なんだって、やっと言ってもらえた気がした


「ありがとう、でも。行かせてほしい」


きっと、行ってしまえば私がクモのみんなに会うことはもうないだろう。



それでも、私は行かなければならない。そう思った






沈黙が流れる
呆れられる、失望されると思った。




フ「大人になったな」

シャ「ほーんと、あんなにちっさかったAがだよ?」



「いつまで子供扱いしてたの⁈」


シャ「...行きなよ。Aの人生だ。自由に生きな」


「シャル...」


いつのまにか掴まれてた腕は離されていて、
優しい顔で笑うシャルがいた。




「ありがとう、みんな。私みんなが大好き!また、もし会うことができたら、また仲間に...家族になりたいな」



マ「当たり前だろ、ほら。もう行きな」


「本当にみんなありがとう、行ってくる。」




そう言ってみんなに背を向け走り出す

アジトをでてしばらくしたところで涙を流していたことに気づいた








「ありがとう、さようなら」

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かるぴ(プロフ) - めっちゃ好きです...!続編の更新心待ちにしてます! (7月15日 23時) (レス) id: 33666e1c00 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - おふとんさん» 更新いたしました!本当にコメント嬉しいですありがとうございます!! (2020年4月18日 1時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
おふとん - すごく感動しました…!!ゆっくりで良いので更新がんばってください!!! (2020年3月13日 0時) (レス) id: 7e512559d0 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - けーさん» コメント嬉しすぎです!ありがとうございます( ; ; )めちゃくちゃ好きだなんて、、感動です、、。伊之助好き同じなの嬉しいです!もう少し伊之助勉強してから作ろうかと思います!(笑) (2019年12月22日 23時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
けー(プロフ) - この作品最近読み始めたのですが、すごく面白くて一気に読んじゃいました!めちゃくちゃすきです。もう少しで完結なのは少し寂しいですが、次の話も楽しみにしています!鬼滅の話も是非書いてください〜!私も伊之助大好きなのでうれしいです(o^^o) (2019年12月22日 1時) (レス) id: da4fc0faa7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キララ | 作成日時:2019年4月6日 22時

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