24.行方不明. ページ25
花江夏樹side
もうすぐで1週間経ってしまう
ほんとにどこ行っちゃったんだよA
こんなの飼い主失格だよな…
いやいやいや、飼い主がこんなのと思ってどうする、Aは大丈夫。賢いし覚えも早い、絶対大丈夫。
Aなら、、Aなら、
ん？
A……
もう一度、、行ってみるか
頼む、A居てくれ
_______
来たものの、ここにいるのかは……
「A〜……居るか〜？、ご主人様だぞ〜」
やっぱり……こんだけ探しても居ないってことはここじゃないか
いや、待てよ、、？
確か……
俺は記憶を頼りに
心当たりがある場所へ走った
『A〜、Aー、、、
A？
A！！！A！！！！！』
A「にゃ〜」
『A、、良かった、良かった……！』
Aを見つけた瞬間
涙が止まらなくなった
『怖かったよ、、Aも居なくなっちゃうんじゃないかって…』
Aを抱っこしながら泣いていると
ペロリと俺の頬につたる涙を
Aが舐めた
『A…？』
心做しか、Aも泣いているように見えた
『うちに、帰ろうなA』
Aがいた場所は…
────
数ヶ月前
『暇あああ』
A「にゃ〜」
『Aも暇かぁ？あ、そうだ！
外行ってみる？』
A「にゃ〜」
『そうかそうか、行ったみたいか
よし、いこう
Aとデートだ』
『A、着いたよ』
そこは家から少し離れた小さな公園
『緑が豊かでいい所でしょ？
よく、おばあちゃんと来たんだよ』
思い出が詰まった場所
『このベンチに座って色んな話聞いてもらってた、A、少し出るか？』
俺はAをゲージから出した。
すると、Aはある場所へ歩きだした
『えっ……A、そこが気に入った？』
A「にゃ〜」
『そっか……』
そこは俺が幼い頃
大好きだった場所
あの頃はまだ体が小さかったから
狭いところも平気で入ってた
今は入れない
草花に囲まれた木の根元だった
『なにか感じるものがあるのかな』
この出来事をAはきっと
覚えていたんだ。
声のお仕事×死んだら夢が叶いました(番外編)→←23.行方不明.
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はる - 初コメ失礼します!!この小説大大大大大好きです!!これからも頑張ってください!!応援しています!! (12月8日 14時) (
レス) @page31 id: 41084e4d77 (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - uNiさん» ここからであってますよ！それめちゃくちゃかわいいですね🥺💖いつも甘々なので私も見てみたいです笑 (2022年3月22日 23時) (レス) id: 753e1cde3e (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - 梅干し太郎さん» えええ嬉しすぎます😭ありがとうございますうううう😭✨ (2022年3月22日 23時) (レス) id: 753e1cde3e (このIDを非表示/違反報告)
ともみ(プロフ) - ayaさん» 嬉しいのでどんどん妄想しちゃってください🥺 (2022年3月22日 23時) (レス) id: 753e1cde3e (このIDを非表示/違反報告)
uNi(プロフ) - リクエストはこちらからで大丈夫ですかね？猫の本能に抗えずイタズラ(カーテン引っ掻いちゃうとかティッシュ散乱させちゃうとか)しちゃって花江さんに叱られるところ見たいです。 (2022年3月22日 20時) (レス) @page32 id: 00ff7b069b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とも。 | 作成日時：2020年4月3日 1時
