【鬼滅の刃】ちょりーすっ！無惨たそ！

番外編『無惨の悪巧みは打ち砕かれた。』一 ページ15

今日は待ちに待った計画を実行する。その名も惚れ薬でAをメロメロにしちゃおう大計画だ。無惨様はそんなこと言わない？キャラ崩壊が過ぎる？黙れ。私の言うことを否定する気か？
おやAがやって来た。

『あっ！何これ〜！！まぁ何でもいいや飲も。』


よし口を付けた。よし。それで私がそれっぽく登場しよう。私が言うのもあれだがチョロ過ぎないか。
コップに口を付けたままのAの横に立つ。


「A」

『…』


無言のままうつ向く。私はこの瞬間もしかしてこれは毒なのではと言う物が浮かんだ。
急いで名前を呼び続けるとAが私を地面に押し倒し着ていた羽織を半分ほどずらし、隊服の襟元を外す


「どけ私は主導権を握られるのが嫌いなのだ」

『はっ…そんなこと言って私から逃げるつもり？ダメだよ無惨。私の元に居てよ。逃げないでよ逃げたら殺しちゃうかも。ねぇ無惨には私だけでしょ？』

「好きピ」
(急にどうしたと言うのだ。私にはお前だけだ。)


思ってた事がまんまでた。それを聞いたAはほんのり頬を赤め狂った笑みを出した。
あれおかしいな。私が出したのは惚れ薬だ。あれ？


「、…これ、ヤンデレ薬とかじゃないか？」

『…ねぇ！！』

「なんだ。」


私がAの飲んだ物を良く見ていたら急に声をあらげたA。
かわいい。


『何時も思って居たけどあんた女の匂いがすんだよ！！ねぇどう言うこと。早く教えて。早く言わないと口を針で縫い付けるから、なんで黙ってるの？早く。早く。早く。早く。早く。早く。……答えてくれないの？ねぇ、無惨寂しいよ、ねぇ……えへっ、近いね無惨距離近いね、えへへ、うれしい。嬉しい無惨無惨無惨無惨無惨無惨無惨無惨無惨無惨無惨無惨』

「天使」


自分の胸板にすりすりと猫の用に頬を擦り付けるAはとても可愛い。ついでに怖い。
いやAの手によって殺されるなら良いかも知れんと真顔で思っているとAの頭から猫耳が映える。「天使！！！！！」しゅるりとしっぽも映えなお天使


『んにぁ…にゃあ』

「大天使！！！！」


その後私は鼻血を出した。ついでに下もだし
どうやらAの飲んだ薬は『ヤンデレとなんか情緒不安定になった後猫耳が生えるよ薬』だったらしい。なんだその無駄に長い名前は。それに惚れ薬に掠りもしていない。それに目が覚めたAは私の事を生ゴミを見る目で見てきた。悲しい。

番外編『とりっくおあとりーとめんと！』一→←十四

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す