【鬼滅の刃】無惨坊っちゃんと俺【鬼舞辻無惨】【男主】

『無惨君と俺』二十三 ページ23

今から直ぐに擬態しよう。完全に人間になれば…まぁさすがに。と言うことで完全擬態！
よし鬼の気配は無くなったしだいじょうぶ！
暫くすると縁壱がやって来た。俺は気配を抑える。

『…』

あっ帰ってった。地味に目が合った気がするけど。
あーこわ…今帰っても無惨君に怒られるだけだし離れよ

『あいつこぇ…何考えてるかわかんねぇよ……』

「居たぞ！」

『はい？』

縁壱から離れた後他の山で散歩してたらまたもや鬼狩りに見付かった。
それに階級が高い！！昨日から血を使いまくってるから鬼血術も使えねぇ…

『おうおうおうおう！！俺は逃げるぜ！』

「鬼の癖に逃げるな！」

『鬼だらな！』

なんで今日はこんなに追いかけ回されるんだ。
て、あ

『おぁぁぁぁぁぁあ！？！？』

ずべしゃぁぁぁぁ！と顔面から落ち葉にダイブした。
めっちゃいたい。鬼狩りもすぐ近く…ん？？？？なんで押し倒されてるの俺？待って鼻息凄いふんふん言ってる。しかも、めっちゃ力強い。

『"イ"ヤ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"！！！じにだぐねぇえぇぇ！！俺の童貞は誰が貰ってくれるんだょぉぉおおおお！！！』

絶句する俺を置いて
鬼狩りどもは俺の顔をジロジロと見詰める。嫌な予感しかしない。

「…おい。俺イケそう」

「俺もイケる」

「俺も」

まて。凄いヤバイ状況じゃん。これほど鼻息ふんふんされてわかんない男はいねぇよ！！ヤバイヤられる！モブはお求めじゃねぇ！！

『おいまて！！血迷ったか鬼狩り！！勘弁してくれ！』

「暴れだしたぞ！お前らに抑えろ！」

『うおおおおお！！！！！！勘弁してくれぇぇぇええええ！！！！』


絶対☆絶命♡
次回！『純潔喪失！お楽しみに！』

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