『無惨坊っちゃんと俺』三 ページ3
『無惨くーん?寝ましたぁ?俺はみかん食ってきていいですぅ?』
俺のでっけぇだ(以下略)に抱き付いて寝息を立ててる無惨君。こう見るとめっちゃ顔整ってるな。白く滑らかな肌に朱殷色の美しい瞳。てっ、まてまて。俺は野郎。こいつも野郎。俺ぱいが好き。よし。
「ん、… む…離れ、るな…」
『へぇいじゃあ俺も一緒に寝て良いですか〜?』
「きゃ、っかす…る」
『何でだよ!!』
「冗談だ…騒がしく騒ぎ立てる、…な猿が」
『ひど…』
と言い無惨君の布団に深く潜り込み丸々。やはり人間寝るときダンゴムシポーズでしょ。なんか骨が駄目になるとか聞いたけど知らん。無惨君は人間なのにめちゃめちゃ体温が低いなので俺がいると暖まってちょうど良いらしい。俺は湯タンポか。まぁ添い寝を許してくれてんだからそれなりにまぁ。気を許してくれてるんでしょ
『おやすみ世界今日も愛してるぜっ…』
「うるさい…」
ゆっくりと目蓋を下ろす。段々と眠くなって行く、意識にあわせ。呼吸を整えて行った。
そして俺の目覚めは無惨君によるクリティカルヒットによって目覚める。朝一で殴らなくても良くない?まぁ無惨君力カスだからさ全然痛くないけどてか手加減してくれてるのかな。
「早く起きろ。」
『布団から出たくないです』
またも頭に拳骨が降り下ろされる。いたい。のそのそと布団から出て寝巻きから仕事着に着替える。俺の仕事は無惨君の世話。身体をふっきふっきしてあげたりあーん!してあげるのが役目。出来ることなら今すぐ無惨君が赤い紅が似合う妖艶な女性になってくれ。俺の性癖?大人のおねいさ(以下略)
『はぁい無惨坊っちゃん背中をふきふきいたしまぁす〜』
「ん…」
黙ってやれと目線で指図されたが聞くきはない。
純白の極め細やかな肌。あーこれが可愛い幼女かおねいさんだったらなぁと下らんことを考えつつ背中を吹き終わる。下半身やら何やらは無惨君が自分でするのでよし。俺だってしたくない。
座敷に置かれた粥をとり一口掬う。そしてそれを無惨君の方に向ける。
『はいあ〜ん』
「気味の悪い言い方をするな。一人で食べられる。」
と俺から匙を奪い取る。
もちゃもちゃと粥を頬張る無惨君見ていると俺もお腹が空いてくる。ご飯食べたい。
『俺飯食ってきて良い?』
「駄目だ」
『ここに持ってきて食うのは?』
「許可する。」
『一緒に食べたいだ、むぐっ!』
無言で匙を口に放り込まれる。うまい。
と言うか無惨君も中々にツンデレ
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おむれつとおむらいすのちがいをきのうしったたかつきさん - いやめっちゃ草。ほんとに草。らくに筋トレできちゃいますねしっくすぱっとだうひゃぁ (2020年2月3日 17時) (レス) id: 6a599a3a76 (このIDを非表示/違反報告)
かさかさスライム(プロフ) - ひゃーーーーーー最高の作品に出会ってしまったーーーーーー!!すきー!!! (2019年11月14日 19時) (レス) id: 28225f04e1 (このIDを非表示/違反報告)
やの あかね(プロフ) - わわわ、髪紐持ってっちゃった…!たんじろ逃げて、超逃げて!!! (2019年11月12日 20時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)
nanoka(*´∀`)(プロフ) - え、好きです(((( 無惨様とずっと居られるなんて幸せすぎですね!とても好きな作品です!!応援してます!!他の作品も読んでみます! (2019年11月12日 18時) (レス) id: c7fdcaabfc (このIDを非表示/違反報告)
やの あかね(プロフ) - ママって呼びたくなりました(( (2019年11月11日 17時) (レス) id: b41524b4b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2019年11月6日 17時