【鬼滅の刃】無惨坊っちゃんと俺【鬼舞辻無惨】【男主】

『無惨君と俺』二十 ページ20

『明日はどうする？俺もう寝るけど日も出てきたし』

「では、私も寝る明日は家にいろ。」

『はぁーい』

無惨君とおふトゥンに入る。
相変わらず無惨君は死人のように冷たいなぁ…そして相変わらず俺のでっけぇだ(以下略)しがみついてるのも変わらないなぁ

『よしよし無惨君。』

「ん…」

ワカ、んんっちょっと特殊な髪質を撫でる。
でも無惨君の髪の毛てっ見た目ほど柔らかくないんだよなぁ…ちょっとつんてっしてる。
あー眠くなってきた…鬼は寝ないし眠くならないはずなんだけどなぁ…俺は特異体質なのだろうか…

『おやすみ……せかい…あいし…てる、…ぜ』

「うるさい…」

すぅ…と目蓋を閉じる。この時間だけは自分の罪を認識しないで済む。
無惨君は人を殺してどう思ってるのだろうか俺は罪悪感がヤバイよ今なら出川○朗並みにヤバイよヤバイよ。

人の泣く声が耳に張り付けいて消えないよ。血溜まりに落ちた絶望した人の顔。考えれば考えるほど、いやもう死んでるんだ。罪を認識する必要もない。人間じゃないのだからとどんだけ思っても心はあるんだから仕方ないか…罪悪感がせめてもの罪滅ぼしに。

なるといいな。



相変わらず目覚めは無惨君によるクリティカルヒットによって目覚める。相変わらず殴りやがって！！ほっぺ痛いよ！

「行ってくる。お前はここから出るな。絶対にだ」

『あぁ…無惨君気を付けてっいってよ。お前が死んだら末代まで呪うから』

「恐ろしいな。」

と言い残し出ていった。
まぁ、この俺が黙って待ってる分けないだろ。無惨君死んじゃったら俺の夢が叶えられないじゃないの。全くと無惨君が出ていった。後を付けるはずだったんだけどなぁ！！！！！

「お前は…あの時の」

『ヒェェェエエエエ！！お前はよりいちか！！よりいちですよねぇ！？よりいちだぁぁぁ！！』

「五月蝿い。あの時どうやって逃げた。」

俺が逃げようとすると首根っこ掴まれる。
無惨君を追い掛けようとして山の中で迷ってたらいたんです。失禁するところだった。

『ひぃぃぃ！！！擬態して逃げましたぁ！！ゆるちてぇええぇぇえ！！怖いよぉぉ！！ままぁぁぁぁぁあああああ！！！！』

「五月蝿い」

『やぁぁぁぁだぁぁぁ！！！首に刀当てないでぇぇぇぇぇぇ！！ヒゃァァァァァ！！！もう無理！無惨君！無惨君！助けて！助けて！怖い怖い！』

「口を紡げ」

『むぅっ…！！』

口に手を当てられる。
ついでに首に刀を当てられてるよぉぉぉ！！こわいよぉぁぉぁぁ！

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