戦いとお怪我(リクエスト) ページ27
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温かい日の陽気が指していた甲板に1つの大砲玉が爆ぜた。
それは食堂で遊んでいたAにも届く音だった。
『っ……？、』
敵船であろう船がぐんぐんこちらへ来るのがわかる。
「敵襲だぁー！！！」
マ「ちっ…野郎どもぉ！！！武器持って外へ出ろ！！！」
慌てた様子で食堂へ顔を出したマルコは皆へ指示を出す。
マ「A、大丈夫だからねぃ。すぐ終わらせてくるよい」
カタカタと震えるAを抱きしめるマルコ。
『め、めぇっ…めぇ、！まるこ、いっちゃやだっ』
きゅうきゅうと服を掴んで離さないAに罪悪感が残るが自分は行かねばならない。
キツく服を握る拳にそっと手を置いて包んでやる。
マ「何かあったら構わず親父の部屋へ行くんだ。それまではここで待機、できるな？」
『ふぇぇ、で、できなぃ』
うるきゅる、とした目で見つめられれば、「うん。出来ないのかねぃ。それじゃ俺がここに残るしかないねぃ。」と言いたい。てか言ってやりたい。←
マ「…できるな？」
『…が、んばる』
マ「いい子だ」
Aをキッチンで死角になる部分に座らせ、マルコは甲板へ出た。
__
ハ「なーんだ、こんなもん？」
エ「2隻分潰してきたぜ！」
マ「お手柄だよい」
勝利の旗を上げたのは勿論モビー・ディック号だった。
さぁ船内へ、と思った時。
敵「あーんた油断してるね？」
フワリと風に揺られながら聞こえた声に顔を向ければ、Aが苦しそうに空中へ浮いていた。
イ「お、嬢…？」
敵「どうやらこの船は小娘で動いてるようだねぇ、」
エ「こいつっ！！！」
エースの炎がメラりと揺れても敵はぴくりともしない。
マ「何が目的だ！！」
敵「別にあたしの船が沈もうが仲間が死のうがどうだっていいさ。ただ、白ひげの歪む顔が見たかったのよねぇ」
そう言ってニヤリと笑う先は白ひげが難しい顔をして立っている。
白「愛娘に手を出したおめェの命はねェぞ」
ピリリと肌がちりつくような感覚。
敵「そっちがその気ならこっちもよ？」
『いっ…た、、ん、ぐぅぅ』
Aの首にひとつの赤い線が入る。それは綺麗にすぱりと。
エ「なっ、！！A！！！」
敵「あたしの能力は頭で思い描いた事が現実になる。だから下手に動くと危険よ？？？」
そう言ってどんどんAの体に赤い線をつくり、そこからたらりと血が流れる。
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ひかり(プロフ) - ああわたしが求めてたドンピシャの作品です😭3時間で全話読んでしまいました…。夢主ちゃんかわいすぎてわたしも一緒におねんねしたいです🫂💓心の底から応援してます！！更新頑張ってください！！ (8月15日 9時) (
レス) @page45 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
noa(プロフ) - 忙しい中更新ありがとうございます。お時間がある時でよろしいので革命軍と夢主ちゃんの関わりのお話が見たいです。もしくはASLとのお出かけのお話が見たいです。難しいお題ですみません。🙇 (7月17日 12時) (レス) @page45 id: 7f88ebaf80 (このIDを非表示/違反報告)
きりたんぽ(プロフ) - 青木碧さん» ありがとうございます！ぜひ書かせてください(土下座) (7月17日 10時) (レス) id: c332951864 (このIDを非表示/違反報告)
きりたんぽ(プロフ) - なつみさん» もうすぐ夏休みですね^_−☆大変お待たせ致しました(滝汗) (7月17日 10時) (レス) id: c332951864 (このIDを非表示/違反報告)
青木碧(プロフ) - 話が更新される度に毎回楽しく読んでます！ シリーズ2であったマルコとナンパの時での2人きりでデートの話がみたいです！ お願いします！ (6月8日 9時) (レス) id: 275f8d86d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりたんぽ | 作成日時：2022年12月23日 14時
