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「…よく言うわ。自分のことじゃないからそんなこと言えるんだよ」





 





結婚したらいいなんて、何も知らないからそんなことが言える。


私の気持ちも、ジョングクと過ごしてきた時間も、テヒョンは何も知らない。





 





TH「まあ、それは一理あるけど、」


「私が誰を好きか、テヒョンはわかってるでしょ?」


TH「ジョングク?」


「そうだよ」


TH「ふーん。認めるんだ」


「認めるよ。だってもう、誤魔化せないもん」





 





テヒョンの、私の腕を掴む力が強くなった気がした。


結婚って、好きだけじゃないよ。


彼ははっきりとそう言って、真っ直ぐに私を見つめる。


その真剣な眼差しに思わず言葉を失った。


傍から見たら、車の前で立ち話をしているように見えるのだろうけど、そんな楽しいものではないのは私たちを取り巻く空気が物語っている。


どちらも車には乗り込まず、テヒョンは続ける。





 





「それでもジンオッパとの結婚すすめる?」


TH「好きだけで結婚して、幸せになれる?」


「なれるよ」


TH「いまはジョングクのことが好きかもしれない。でも、それがあと50年続く?お金もない、親もいない」


「親がいないのは関係ない」





 





そう言ってテヒョンを睨み付けた私に、テヒョンは小さくため息をついて目を逸らす。





 





TH「あいつの長所って、顔でしょ?顔なんていつか見飽きる」


「顔だけじゃないよ」


TH「なに、中身だっていうの?」


「中身も全部、ジョングクはジョングクだもん。例え顔がテヒョンだったとしても、私ジョングクのこと好きになったもん」


TH「俺のことブサイクみたいな括りにしないで」





 





悪びれる様子もなくそう吐き捨てるテヒョン。


違う、私はジョングクの顔が好きなわけじゃない。





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?(プロフ) - 番外編でその後のストーリー作って欲しいです!!!! (10月23日 18時) (レス) id: f4ee543ac5 (このIDを非表示/違反報告)
緋夏(プロフ) - 佑香さん» わあ、ありがとうございます(´;ω;`)初期の作品で拙いものですが、そう言ってもらえて嬉しいです!ぜひぜひ他のお話も読んでみてください! (10月5日 1時) (レス) id: 1a4eb51f6c (このIDを非表示/違反報告)
佑香(プロフ) - 読ませていただきました!もう本当に凄くいい話で、後半なんて涙腺崩壊でした…!!緋夏さんの作品最高です!他の作品も読んできますね!! (9月30日 18時) (レス) id: 5f57701d9f (このIDを非表示/違反報告)
緋夏(プロフ) - 寧桜さん» 寧桜さん、私の最初の作品まで読んでくださったんですね(´;ω;`)拙い文でお恥ずかしいですが、そう言ってもらえてよかったです!!ぐうさんは何してもイケメン(・∀・)ありがとうございました!! (8月30日 21時) (レス) id: 1a4eb51f6c (このIDを非表示/違反報告)
寧桜(プロフ) - 毎度毎度素晴らしいお話ありがとうございます!ほんと、設定が秀逸すぎて胸がずっと苦しかったです…。緋夏さんの言う通り、グクはなにさせてもかっこいいですね!めちゃめちゃ感動しました、ありがとうございます。 (8月30日 11時) (レス) id: 2f0ba1640e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:緋夏 | 作成日時:2018年3月16日 23時

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