壱 ページ2
ドコッ、ガッ！
殴る音が部屋に響く。
少し扉の開いている部屋を見る。
染められた髪を巻き、赤色の紅を塗りながら鼻歌を歌っているおばさんがいた
そして私は思い出した。
"前世"の記憶を
生暖かい鉄の匂い、握られた刀、消えて逝く仲間達…
何故この時思い出したかはわからない
ゴッ ゴッ
(ぁ…意識が)
────────────────────
ぱちっ
目覚めるとおじさんおばさんはいなかった。
おじさんはパチンコかギャンブル、
おばさんは多分男だろう
ガチャ……
前世の記憶を思い出してから妙に落ち着かない。"外に出たい" と思った
ひゅう…
と風が吹く。
今は真冬。皆、布団やコタツの中でぬくぬくしている時期
そんな真冬だというのに
私は何処へ向かっているのだろう。
裸足のまま、寒空の下を歩く。
足はジンジンし始めて、
次第には鉛のように遅くなった
───────────────────
「……」
暫く歩いていると公園についた
薄暗い公園。
度々おばさんに連れ出されて
前を通る事があった。
よく子供が
正直妬ましい
私も彼らのように自由に走り回り遊びたい
そう思う
足がジンジン痛むので
座ろうとベンチに近づく、
誰か座っていた
「ゆし…ろう？」
山本「…A……？」
───────────────────
大正…いや平成コソコソ噂話〜
Aちゃんは基本無表情で、
泣く事も話す事も殆ど無いよ
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リィ(プロフ) - あと、参の最後あたりでカナヲが (名前)が が (名前)妹が になってます…あれ？ここって誤字でいいんだよね？？((ﾎﾞｿｯ (2021年10月22日 23時) (
レス) @page4 id: 3d8772a864 (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - 誤字報告：弐の最後で(名前)ちゃんが(なまえ)ちゃんになってます (2021年10月22日 22時) (レス) @page3 id: 3d8772a864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃこ | 作成日時：2021年10月9日 15時
