【カゲプロ】ヒビヤを追いかけてきた女の子は実は能力者で…。

第２６話 ページ28

遡ること三時間前。


『あれ？キドさんは？』

｢ん？キドならヒビヤって子を迎えに行くって行ったばかりっすけど…｣

『えー？そうなんですかー？入れ違いになっちゃった…』

｢せっかく全員分買ってきたのにねー？｣


そしてカノさんはキドさんに電話をかけた。


｢……｣

『…』

｢………んー、出ないねー？なんでかな。電源切ってるか。｣

『そうなんですか…よし。迎えに行きましょう！』

｢そうだねー。二人で行こっか。｣


バタンっ




｢あの2人ってあんな仲良かったんすね｣

｢な、仲良しはいいことだよ！｣

｢そうっすね。｣



それから１回全体を探してみたけど見つからなくて、それで、前の話に戻るんだけど…


今、目の前に居るのは、


｢…………キ………ド…｣




『……っ！』








。









。









。









。









。









血飛沫に染まった横たわるキドさんだった。




｢…………………………｣

『………！』



そして、それを嘲笑うかのように隣に立っていた、目に入ってしまったのは………目を真っ赤にした………


『ひ、より…？』


その瞬間、真っ赤な三日月型の口を見せて、その場から去って至った。




『…ま、まって！』





なんで？なんで？

なんでこうなった？


なにがあった？

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