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玉「もし本当にAが消えちゃったら…俺路頭に迷っちゃう」



「そんなことないですよ」



玉「アクセ選んでもらえないし

髪型だって自分で決めらんないよ」



「…っ…そんなの、自分でどうにかしてください!」






ダメだ。




そんな顔されたら

泣いてしまいそうになる。








玉「…回避出来る方法って言ったよね?」



「え?」



玉「その裁判長に、言われたんだよね?

回避出来る期間は2月10日から1年間だって。」



「はい」



玉「じゃああるんだよ!

Aが死ななくていい方法!」



「8年後ですよ?無理ですって」



玉「待って、俺考えるから」







玉森さんは頭を抱えて座り込んだ。

初めて見た、こんな真剣な顔。







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作者名:りい太 | 作成日時:2020年4月22日 9時

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