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その日から、玉森さんとは
よくメールをするようになった。
メールと言っても、玉森さんは私を占い師扱い。
玉《ねぇ、髪切ろうと思うんだけどどうかな?》
《いいと思います!
金髪の玉ちゃんもいいですけど
黒髪の廉さんも茶髪の玉さんも好きです!》
玉《…うん?まあ、わかった。》
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そんなある日、玉森さんに呼び出された。
指定されたお店の個室に行くと
そこにはキスマイのメンバー全員が揃っていた。
「ど、どうしたんですか…皆さん勢揃いで…」
玉「Aに相談があってさ」
北「玉、まだその子と繋がってたの?」
二「やばいって」
玉「この子が未来人かは置いといて
普通の女の子として聞いてもらえばいいじゃん」
状況が掴めない。
だけど玉森さん以外は
やっぱり私のことをよくは思ってないみたいだ。
「私に力になれることでしたら…」
藤「…じゃあさ」
「はいっ」
藤「俺、前髪切った方がいいと思う?」
「え?」
藤「……どう思う?」
「藤ヶ谷さんの趣味は
前髪を伸ばすことですもんね…
切るってなると、結構勇気いりますよね。」
確か前に、北山さんが太輔の前髪を測ったら
29cmだったっていうのをどこかで見たことがある。
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作者名:りい太 | 作成日時:2020年4月22日 9時