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カランコロン
「…あ、玉森さん」
玉「うん、さっきぶり」
「ほんっとに玉森さんなんですよね…」
玉「え?」
「いや、2019年の玉森さんは
こんな近くで見ることなんて出来なかったから…」
玉「俺、そんなにすごい人になっちゃってるの?笑」
「そうなんです!玉森さんはこれからすごい人になります!」
もし、未来の出来事を教えちゃダメ。
なんてルールがあるんならごめんなさい。
そんなルール説明されてないし
大好きな祐太に聞かれたら
黙ってるなんて無理でしょ!
玉「俺、キスマイでやってけてる?」
「え?」
玉「俺、歌もダンスも下手だしさ」
「…大丈夫ですよ。
玉森さんはデビューしてすぐ
キスマイのセンターを務めるようになります。」
玉「センター?俺が?」
「はい、ドラマも沢山出ます。
玉森さん主演の映画だってあります。
玉森さんはキスマイにとって
いなくてはならない唯一無二の存在です。」
玉「…すげぇ、本当に未来から来た人みたい」
「本当に未来から来た人ですから笑」
信じてるの信じてないのか
緩すぎて分からない玉森さんは
これまたゆるゆるの笑顔を見せてくれた。
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作者名:りい太 | 作成日時:2020年4月22日 9時