信じたって ページ40
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『おはよーございまーす』
淳「お、おはよーさん。お、今日は負のオーラ纏ってへんな。」
望「ホンマや。あの後、なんか良い事ありました?」
そんな一瞬でわかるほど、昨日負のオーラ纏ってたんや、私。
『あの後は、重岡先輩に奢るって言われて、付いて行ったらまんまと割り勘にされた以外はなんにも。』
望「え、それでなんでこんなスッキリしてんすか?怖いんですけど。重岡先輩、存命なんですか?」
淳「いや、小瀧、、まさか、そんな、」
『いや、殺してませんて。』
恐ろしいものを見るような目つきやめてほしい。
ひとまずデスクに着き、スマホを確認すると、何件かメッセージがきてることに気付いた。
『、、、先輩?』
"昨日、言い忘れてたんやけど、
支えてくれる人って、流星も入ってんで。
少なくとも俺が知ってるアイツはAの事が大好きで、二股とか絶対せぇへん奴やから。ちゃんとあの日の事、流星本人に確認してほしい。
俺は二人に幸せになってほしいねん。
流星のこと、信じたって。"
重岡先輩らしい熱くて人情味がある文章だと思った。
…信じたって、、かぁ。
そういえば、藤井さんに一回もこの事話してないもんなぁ。
でも、今更私から声かけるの気まずいし、、
何度も先輩のメールを見返していたら、
まだ下に続いている事に気がついた。
"p.s.もしホンマに二股してたら、俺がボコボコにぶん殴って、一生Aに近付けさせへんようにしたるから安心しといてな!"
最後に全然安心出来ひん文章あった。
『…ふふっ』
望「え、怖!!
部長!なんか先輩一人で笑ってるんですけど!」
淳「どうした、星宮。
具合悪いんか?早退するか?」
『いや、なんでもないです!』
なんか、重岡先輩に助けられたなぁ。
心がふっと軽くなって、今なら
あのメールも、、、と一件のメールを開いた。
"話したい。"
昨日届いた、たったこれだけのメール。
藤井さんからだった。
"流星のこと、信じたって"
この言葉がぐるぐると頭の中を駆け巡る。
"今日のお昼、一緒にどうですか。"
無意識に先輩の言葉に背中を押されたのか、気付けば私は藤井さんにこう返信していた。
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ゆずぽんず(プロフ) - オカヤマさん» 嬉しいお言葉を沢山ありがとうございます!ここまで読んで頂けて感謝しかございません!続編はいつになるかは分かりませんが、色々構想を練ってますので、気長にお待ち頂ければ幸いです(*^^*) (2020年5月22日 14時) (レス) id: ca914595db (このIDを非表示/違反報告)
オカヤマ(プロフ) - 完結おめでとうございます!!更新されるたびに喜ばせていただきました笑途中途中出てくる重岡先輩…めっちゃくちゃかっこよかったです!今までたくさん楽しませてくれてありがたうございました!続編も楽しみにしてます (2020年5月22日 14時) (レス) id: 9c104eff01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:__ゆずぽんず☆°*.・°. | 作成日時:2020年3月24日 3時