話しかけないでください ページ36
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『いやぁ、小瀧くんすまないね。』
望「思ってもないくせに。超ごきげん顔やないですか。………ちょ、髪の毛ボサボサになるんでやめてください。」
買ったばかりの、ミルクティーを大事に持ちながら、小瀧くんの頭を撫でる。
なぜ、私がここまでご機嫌で、小瀧くんが不機嫌なのかというと、実はさっき自販機前で飲み物をかけてのじゃんけんをして私が勝ち、小瀧くんは私にミルクティーを奢る羽目になったからである。
『持つべきものは、イケメンの後輩やわホンマ。』
望「調子ええな、腹立つ、、、あ、」
不意に小瀧くんが何かを見つけて呟き、
それにつられて、その視線の先に目を移す。
『げ、、、』
視線の先にいたのは、今一番会いたくない人。
望「神ちゃん!、、と流星さん。」
流「なんか俺がオマケ的な言い方に聞こえたで。」
望「気のせいちゃいますか?」
なんでこんな逃げられへん時に鉢合わせるかなぁ、、、
神「Aちゃん、のんちゃん。
お疲れ、飲みもん買いに行ってたん?」
『あぁ、まぁ。』
望「先輩にミルクティー奢らされました。」
もう行かへん?という目線を小瀧くんに送るけど、全く気付く気配はなし。
流「え、もう自販機行ってたん?
タイミングズレたか、、」
望「いつも、先輩が自販機行くタイミング見計らってたんすか。」
流「んー、時々?」
神「時々ちゃうやろ。」
流「あれ、なんか元気ない?なんかあった?」
この男、、、
『なんでもないです』
流「いや、絶対なんか、」
『藤井さん。』
問い詰めようとする藤井さんの言葉を遮る私。
もうホンマにイライラする!!
なんなんこの男は!!!!!
誰のせいやと思ってんねん!!
私だけとか言うといて、あんな可愛い女の子までたぶらかしてるやん!!
もう知らん!!!!
そんな思いが頭を駆け巡り、終いには
冷たい言葉を藤井さんに言い放っていた。
『しばらく話しかけんといてください。』
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ゆずぽんず(プロフ) - オカヤマさん» 嬉しいお言葉を沢山ありがとうございます!ここまで読んで頂けて感謝しかございません!続編はいつになるかは分かりませんが、色々構想を練ってますので、気長にお待ち頂ければ幸いです(*^^*) (2020年5月22日 14時) (レス) id: ca914595db (このIDを非表示/違反報告)
オカヤマ(プロフ) - 完結おめでとうございます!!更新されるたびに喜ばせていただきました笑途中途中出てくる重岡先輩…めっちゃくちゃかっこよかったです!今までたくさん楽しませてくれてありがたうございました!続編も楽しみにしてます (2020年5月22日 14時) (レス) id: 9c104eff01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:__ゆずぽんず☆°*.・°. | 作成日時:2020年3月24日 3時