謝られた ページ12
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朝、片付けておきたい書類があっていつもより早めに出社。
誰も来てへんから、暗いオフィス。
いつもなら朝から商品開発部の人が忙しく働いていて賑やかやから、めっちゃ違和感。
まぁ、これはこれで集中できるな。
…なんて、思ったんよ。その時は。
『………』
流「おはよお」
なんで、ここにおられるんでしょうか。
『あの、それ私のデスクなんですけど』
流「あー、会いに来てんけど、まだおらへんかったからここに座って待っててん。」
なぜかこんな早朝から会いに来て、私のデスクに座っているこの男。一体なんなんや。
そもそも、藤井さんって、いつも遅刻ギリギリ出社やん！！普通に早起き出来るんやったら、毎日はよ来いよ！
なんて激しくツッコミを入れたくなる衝動をこらえる。
『何の用ですか。』
幸い、朝早すぎてこのフロアにおるのは私と藤井さんだけ。
出来れば、藤井ガールズが姿を現わす前に自分のデスクへ速やかにお戻りいただきたい。
流「実はな、謝りたいことあってん」
『謝りたいこと？？』
どれや。どのことや。
色々あるぞ。
TPOを弁えない毎日の告白とか…
藤井ガールズを前にしての過度なスキンシップとか…
私のデスクにコーヒーぶちまけてった事もあったような気がする。
流「俺、毎日Aちゃんに好きって言うてるやんか。」
『まぁ…はい。』
流「俺は全然そんなつもりなかってんけど…」
そんなつもりない？？
どんなつもり！？
告白のつもりないとか！？
いや、でもそんなわけないか。
だって、昨日なんて
「そろそろ付き合わへん？」
とか言われたし。
だったら、そんなつもりってなんや。
なんてぐるぐる色んな事を思い浮かべている間に、藤井さんはシュンとした表情で口を開いた
流「Aちゃん、本気やと思ってへんのかなって。」
『え？』
おっと、これは予想外。
流「俺は毎日本気やねんけどな、神ちゃんに言われてん。もしかしたら、本気なんか疑われてんちゃうかって。それ聞いたら、なんか、告白にしては軽かったんかなとか…」
あ、確か昨日のお昼休みそんな話してたな。
でも、もう全然忘れてたけど。
まぁ、思ってたんは事実やな。
『まぁ、思ってたっちゃあ、思ってましたけど…』
流「やっぱ、思ってたんや…」
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ゆずぽんず(プロフ) - オカヤマさん» 嬉しいお言葉を沢山ありがとうございます！ここまで読んで頂けて感謝しかございません！続編はいつになるかは分かりませんが、色々構想を練ってますので、気長にお待ち頂ければ幸いです(*^^*) (2020年5月22日 14時) (
レス) id: ca914595db (このIDを非表示/違反報告)
オカヤマ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！更新されるたびに喜ばせていただきました笑途中途中出てくる重岡先輩…めっちゃくちゃかっこよかったです！今までたくさん楽しませてくれてありがたうございました！続編も楽しみにしてます (2020年5月22日 14時) (レス) id: 9c104eff01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：__ゆずぽんず☆°＊.・°. | 作成日時：2020年3月24日 3時
