WESTの水色担当ですっ４

今だから話せる話 ページ33

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ラジオ 学生時代の思い出について









神「A、なんか思い出ある？」




『んー、思い出っちゃあ思い出やけど。みたいなやつある。』



神「なんやそれ。」


『いや、今やから言える話と言いますか。』


神「それ、ラジオで話せるやつ？」



『あ、全然大丈夫っすよ。』



神「あ、なら、良かった。」



『中学の時なんやけど、体育でダンスの授業あってな？チームで練習したダンスを最後みんなの前で発表するみたいなんがあって、』


神「ほー」


『それで、私はダンス大好きやし、ずっとやってたから、発表も結構本気でやったんよね。

で、授業終わった後、褒めてくれる子多かったんやけど、クラスの派手な感じの女子軍団が、Aちゃんだけガチすぎひん？たかが授業であんな本気とかなんかダサいやんな？みたいなん言うてきて。』


神「はぁ？なにそれ。」


『そう思うやん！！やから、

んなふわっふわ本気出さんと踊って、間違えてヘラヘラ笑てるあんたらみたいなんが一番だっせぇ。笑

…みたいな事をたしか言うたったんよ
そしたら、その後トイレで水ぶっかけられた。笑』


神「もうめちゃくちゃやん！なんなん、そいつら！」


『いや、でも私って賢いから、その場で録音してたんよ。音声を。』


神「なんかいきなりドラマっぽくなってきた…」


『それで、私びしょ濡れのまんま職員室行って、先生の前で号泣しながらレコーダー叩きつけてん。
もー、その後、派手女子軍団こっぴどく叱られてたねー。』


神「さすがの対応やわ」


『あと、当時バリバリのヤンキーやったお兄ちゃんに学校の前まで迎えに来てもらって、女子軍団にレコーダーチラつかせながら、この音声お兄に聴かせたってもええんやで？って言うたら、卒業するまでずっと近付いて来ぇへんかったで。』


神「俺、ちょっとAの方が今怖い」


『え、嘘やん。笑笑』


神「なんでレコーダー持ち歩いてたん？」


『ジャニーさんに、Youは何かと面倒を引き起こすのが好きみたいだから持ち歩いてた方がいいよって言われて、持ってた。笑』


神「なんやねん、それ。
そんなん言われてたんや。笑」


『いやぁ、助かったわー
ジャニーさんとヤンキーやったお兄のおかげ』


神「今更やけど、お兄さん元ヤンなんやな。」


『梓家ね、ヤンキーになる率高い家系なんよ。』


神「Aが強いのも納得やわ。」


『なんか、素直に褒められた気せぇへんねんけど』


神「いや、褒めてるで。多分。」

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