リア恋量産型で何が悪い？

19話 ページ22

名古屋駅へ着いてセンラさんの家へ向かおうとしたら、かっこいい車が駅の前に停まっていた。









A(うわぁ…カッコイイ…)









つい気になって運転席を見てみれば、そこに居るのは嬉しそうにスマホを見つめているセンラさんで慌てて車に近づけば気づいてくれた。









センラ｢Aちゃん！！！｣









A｢え…なんで居るの？｣









連絡してからまぁ約2時間くらい時間経ってたけど、まさか迎えに来てくれるなんて思ってなかったし…目の前で嬉しそう｢早く会いたかったんや｣って言ってるこの人…本当に可愛い。









A｢あぁ…好き…｣









センラ｢俺は愛してんで？｣









言葉を貰う度に私の黒い部分が大きくなる…もっと独占したい、もっと私だけのものにしたい…。









センラ｢Aちゃん…我慢してへん？｣









A｢…え？｣









センラ｢もっと独占欲だしてもええんよ？｣









そんなこと…言われたら…ブレーキが効かなくなる。
あぁ…ダメだ、私は外なのにセンラさんにキスした。
誰に見られたっていい、いっそ見られたい。

crewにバレて炎上して私たちの事を認めさせたい。









A｢私の…センラ｣









センラ｢Aのセンラやで？｣









安心する…センラからもキスされて｢バレたらどうする？｣ってからかったら｢これでセンラー辞めるならファンやないよ｣って言ってた。

かっこいいスパダリ…

20話→←18話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す