リア恋量産型で何が悪い？

9話 ページ11

はぁ…センラさん不足すぎてやばい…XYZのライブまであと１ヶ月、１ヶ月はセンラさんに会えないのだ。

電話はほぼ毎日してるけど、声を聞けば聞くほど会いたくなるから逆効果…まぁそれは、センラさんもそうらしくてよく電話で｢声聞くと会いたくなるわぁ｣って言っている。









A｢ほんと、セクハラ上司うぜぇ｣









会社のセクハラ上司をスルーして、帰路に付けば誰かから肩を叩かれて何か落し物したのかと叩かれた方を向けば、居ないはずのセンラさんが居た。









A｢ｯ…な、なんで！？｣









センラ｢今日リハで明日休みやから…会いに来てしもうた｣









微かに息を切らしながらも笑ってくれる、彼が愛おしくて仕方なくてつい外だけど抱きついてしまった。
そしたら、彼は嬉しそうに抱き締め返してくれて久しぶりのセンラさんの香りに安心する。

この柑橘系の香りがどうしても好きなのだ。









A｢会いたかった…！｣









センラ｢俺も会いたかったで｣









優しく撫でてくれて頬にキスしたと思ったら手を繋いで私の家へ足を向けた｢今日、ホテル取ってへんねん｣なんてイタズラに笑う彼は、世界一イタズラな彼だと思う。









ミア@ラ⚜
@mia_sen_sen

彼が会いに来てくれた♡
え、最高すぎる！









センラ｢また、匂わせになってもうたなぁ？｣









KI-SENRA
@senra_kise

今日は東京でリハでリハ終わりに友達に会ってくる〜









A｢ほんとだw｣









センラ｢センラ達よくこれでバレへんなw｣









匂わせツイート好きなカップル、それが私達になっているでもバレてないの奇跡だよね。

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