第七十九訓 カブト狩り篇 ページ31
なんで…
「天内A殿。お待ちしておりました」
なんで…僕は、
「きゃっ、なんでカブトムシがここに…!?」
僕は、
「では、こちらでお待ちください」
・
『なんで江戸城に居るんだよォォォオオ!!!!』
・
事は、2時間程前の事だった。
今日僕は非番でやる事もなく、十四郎君も見回りで総悟君もサボりで誰もいない最高のコンディション……で、ゴロゴロしてたんだ。
暇だしこのまま寝てしまおうと思った時、
近藤「Aちゃんンンンン!!」
『!?こ、近藤さん?』
驚いて勢いよく起き上がると近藤さんは切羽詰まった様な表情をしていた。
『ど、どうしました?また妙ちゃんにフラれました?だとしたらいつもの事じゃないですか。っていうかストーカーいい加減に辞めてくださいよ』
近藤「いや違うんだよ!!確かにいつもフラれてるけど、今日は違うんだよ!!」
『……じゃあ、どうしたんですか?」
近藤「Aちゃん、何かやらかしたのか!?また変な事に首突っ込んだりした!?」
『………えっ、と…ど、どういうことですか?最近は特に首突っ込んでませんけど…』
訳も分からず僕は近藤さんに聞き返した。
たしかに僕は今まで散々いろんな事に首は突っ込んできたけど、大事には至らなかったし…
最近に至っては首突っ込んでないし…
近藤「Aちゃんに将軍様からお呼びが掛かってるんだよ!!」
『…え、っ?』
近藤「と、とりあえず何したかは分からんが行った方が良い!」
『え、あっ、わ、分かりました…』
・
そして、今に至る。
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春菊(プロフ) - きゃりーさん» きゃりーさん、コメントありがとうございます。なるべく早く更新できるように頑張ります (2023年1月3日 22時) (レス) id: c0cf6981ed (このIDを非表示/違反報告)
きゃりー(プロフ) - いつも楽しく小説を読ませていただいています。主様のペースで頑張ってください!更新楽しみに待っています。 (2023年1月3日 22時) (レス) @page34 id: 6e7a74487c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:春菊 | 作成日時:2022年10月29日 22時