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伸ばした手にふわっとした感触が伝わる。
しかし、グリムの姿を消えていた。
ほんの数cmの所でかわされたのだ。
勢い余って、私の体が草の上に転がる。
うっ…あ、あ"ぁぁぁああ!
悔しいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!
もう少しだったのにぃ!!!
後方からグリムの声が聞こえる。
グリム
「や〜い!Aがオレ様を捕まえようなんて100万年早いんだゾ!」
私は悔しさのあまり、
手にあった草を握りながら立ち上がる。
グリム
「こっちなんだゾ〜♪ 早く捕まえてみるんだゾ〜♪」
グリムが煽ってくる。
私はすぐに後ろを振り向いた。
振り向いた途端、目を大きく見開らいた。
目に映ったのは、上から降ってくるジャックの姿だった。
カサっと草の音を鳴らして着地する。
ジャック
「グリム、いい加減にしろ」
え?
頭の中で『なぜ?』が止まらない。
なぜ、鐘もなっていないのに教室から出たのか。
なぜ、上から落ちてきたのか。
なぜ、あの真面目なジャックがここにいるのか。
私はあらゆる疑問を持った。
グリム
「なんでオメーがここにいるんだゾ!もしかして、Aの助けに来たんだな?」
ジャック
「なわけねぇーだろ。勘違いするな」
グリムはジャックに背を向けて逃げ出す。
ジャック
「待て!」
ジャックがそう叫ぶと、
一瞬にしてグリムとの距離を縮めた。
気づけば、グリムの首をつまんでいるジャックがいた。
か、かっこいい……
私は思わず、見惚れてしまった。
推しだから見惚れるのは当たり前だけど。
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アルト(プロフ) - ヤバい好き(突然の告白)1-19のおなかがなる場面で自分もおなかがなって「あれ?運命?(は?)」と思いました()更新頑張って下さい! (2021年6月6日 22時) (レス) id: a93e709eaf (このIDを非表示/違反報告)
ダブルブェ(プロフ) - えびたろーさん» えびたろーさん、ありがとうございます!!!!(クソデカボイス)そんなに言われると、照れちゃいます(/ω\*) (2020年11月20日 19時) (レス) id: fbab1bff8c (このIDを非表示/違反報告)
えびたろー(プロフ) - ややややややばいですほんとに好きすぎる泣やばい……好きです!!!!((クソデカボイス (2020年11月19日 23時) (レス) id: 57d8f81140 (このIDを非表示/違反報告)
ダブルブェ(プロフ) - えびたろーさん» えびたろーさん、ありがとうございます!!!上手く伝わって良かったです、ほっとしました!!!初めて言われたので嬉しいです!!!ありがとうございます!!すっごい長編になりますが頑張ります(`・ω・´)ゝ (2020年11月19日 13時) (レス) id: fbab1bff8c (このIDを非表示/違反報告)
えびたろー(プロフ) - ダブルブェさん» 待って下さい(><)泣めっちゃ丁寧にありがたうございます!!!!今試してみたのですが出来ました!めっちゃ優しくて 作品だけじゃなくてダブルブェさんのことももっと好きになりましたぁぁぁ好きです!! (2020年11月18日 21時) (レス) id: 57d8f81140 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ダブルブェ | 作成日時:2020年10月28日 14時