検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:58,523 hit

〇34 ページ34











祐基「え?!?!」









俺はびっくりして




耳まで真っ赤にして俯くAちゃんの




顔を覗き込んだ。









祐基「え、好きって、え?!」





A「あんまり見ないで…。」





祐基「だってAちゃんあの時、」





A「あの時はまさか、その、祐基くんが私のこと、


 す、好きって思ってくれてるなんて思わなかったから…。」





祐基「びっくりしただけ、ってこと?」





A「うん、そしたら祐基くん、


 急にどっか行っちゃうから…。」





祐基「それはほんとごめん!」









じゃあこの2週間、




俺はずっと無駄に悩んでたってこと?




勝手に悩んでAちゃん一人にして傷つけて









祐基「俺、すげぇサイテーじゃん…。」





A「…そんなことないっ!」





祐基「え?」





A「祐基くんはいつも私のこと一番に考えてくれる


 すごく優しい人だよ。」









今まで俯いていたAちゃんは




パッと顔を上げてまっすぐ俺のことを見た。




俺はたまらなくなって









祐基「Aちゃん。」









改めてAちゃんをぎゅっと抱きしめた。









祐基「ほんとに平気?嫌じゃない?」





A「うん。平気って言うか、その、


 嬉しかったり、します…。」





祐基「なにそれかわいいっ。」









そっと回されたAちゃんの腕に




今まで感じたことがないくらいドキドキしてる。




けどAちゃんも同じくらいドキドキしてるのが




抱きしめた体から伝わって




なんかすごく嬉しくなる。









祐基「Aちゃん。」





A「なんでしょう?」





祐基「俺の、彼女になってくれますか?」





A「…はいっ!」









〇35→←〇33



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (79 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
346人がお気に入り
設定タグ:村田祐基,ユーキ , 船津稜雅,リョウガ , 超特急   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆいな(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2018年11月11日 18時) (レス) id: fc179f1fdf (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - 続き、楽しみにしてます!頑張って下さい!これからも、応援してます!! (2017年11月26日 2時) (レス) id: 37009b37c4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ありんこ | 作成日時:2017年11月17日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。