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そう。
それはお昼休みのこと。
いつものように購買でパンを買って
教室に戻ろうとすると
祐基「?」
立ち入り禁止のはずの屋上の扉が
かすかに開いているのに気づいた俺は、
祐基「なんだろ、?」
好奇心に勝てるはずもなく、
音を立てないようにこっそり屋上に入った。
するとそこには
祐基「わ、綺麗…。」
さらさらとロングの髪を風になびかせて
物思いに耽っている様子の女の子がいた。
??「誰…?!」
祐基「あ!ごめん!
屋上が開いてたから気になって。」
俺を見た瞬間、
まるでこの世の終わりのような表情をしたその子に
俺はすごく興味が湧いた。
祐基「君はいつもここにいるの?」
??「たっ、たまたまです…。」
その子はそう一言だけ告げると
眼鏡を付けて髪を結いながら出て行ってしまった。
俺は、
すれ違った瞬間の
その子の少し頬が濡れたその横顔に
恋をしたんだ。
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ゆいな(プロフ) - 更新楽しみにしてます! (2018年11月11日 18時) (レス) id: fc179f1fdf (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - 続き、楽しみにしてます!頑張って下さい!これからも、応援してます!! (2017年11月26日 2時) (レス) id: 37009b37c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ありんこ | 作成日時:2017年11月17日 14時