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照史「A?つぐちゃん帰ったで?」




「…知ってる。」









あっくんの顔が見れない。


見たくない。


こんなんでヤキモチなんて


恥ずかしすぎる。









「ごめん、先帰る。」




照史「待てって。」









逃げようとした私の手を


しっかりと掴んだあっくん。









照史「ちゃんと目ぇ見てや。」




「…やだ。」




照史「何で?」




「…嫌やねん。」









こないおふざけ的なノリやのに


目を潤ませとる自分が。








照史「Aは、ヤキモチ妬いたんよな?」




「…ん。」




照史「ごめんな?

 Aが妬いてまうタイプやって分かっとったんに。」




「あっくんは悪ないもん…。」









こない性格嫌や。


つぐちゃんに紹介する言うたんは自分やのに


初対面で仲良くしとるとこ見て妬いて。




ただの子供やん…。









照史「俺、嬉しかってんで?」




「嬉しかった…?」




照史「ノリとかそういうんやなくて

 ほんまに不機嫌になってるん見て、

 一瞬やばいなとは思ってんけど

 不覚にもニヤけてもうて。」









顔は見えへんけど、


何故かニヤけとるんが想像できた。









「…スタバ。」




照史「ん?」




「スタバ奢ってくれたら許す。」




照史「よっしゃ。なんぼでも奢ったる。」




「言うたよ?」









勢いであっくんの方に向くと









照史「やっとこっち見た。」









頬をむにっと押さえられた。









「いひゃい…。」




照史「もう拗ねんでな?」




「おん。」









あっくんの言葉で一喜一憂する私。




…なんぼほどあっくんのこと好きやねん。









○10→←○8



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設定タグ:桐山照史 , ジャニーズWEST   
作品ジャンル:恋愛
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ジャス民andとびっこchan!?(プロフ) - この作品を見つけて、密かに読んでました笑もしよかったら卒業式や結婚式その後の生活など書いて欲しいです迷惑だったらごめんなさい! (2017年4月27日 4時) (レス) id: 2e2e39cbf3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:miku | 作成日時:2017年2月7日 8時

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