親友とトリップしたら悪女もついてきた件

第拾話 ページ12

Aside





錆兎が来ているということは……冨岡さんも来ているｷﾗｷﾗ


と言うことと錆兎を私が助けないといけない……


呼吸さえ使えたらなーってこんなに思ったのは初めてだ．



なーんてこと思ってたらいつの間にか最終日です


少し歩いていると


錆兎と手鬼(私はそう呼んでる)がいて、呼吸が使えないということはわかっているのに


体が勝手に動いて助けに行ってしまった



『十二支の呼吸 兎の型 兎走鳥飛』



と錆兎の頭が潰される前に手鬼の手を切り



『幻想の呼吸 弐の型 夢幻想』


手鬼に幻覚を見せた


そして、錆兎を連れて遠くの方まで逃げた


錆兎は気絶？している




ッ？！て言うか私呼吸二つ使えたよね？幻想の呼吸と十二支の呼吸ってすご


錆兎早く起きないかなー……



錆兎｢ここは……ってお前」


『起きたんだねー手鬼からは錆兎を連れて逃げたよ』


錆兎｢助けてくれてありがとうな！」


錆兎が救えたんだと思うと頬に暖かいものが流れた


錆兎｢?!どうしたんだ急に泣いて」

錆兎はびっくりしながら戸惑っている


『錆兎を救えたのが嬉しくて嬉しくて』


錆兎｢そうか、心配……掛けたんだな」


そこでそっと背中をさすってくれる錆兎は本当に優しいと思う

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