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___「瑞稀くん、休憩入りまーす」


そんな声が聞こえたのはAさんが帰ってから数分後。


「俺そんなこと言ってな、!」
「早くあのお姉さん追いかけなって」
「……っ!」
「みずっくんはいてもいなくても大して変わらないしねー」
「こら優斗(笑)作間龍斗、心より応援いたします!」
「ほら瑞稀、行きな」


みんなに背中を押されて。
やっと自分の気持ちにも気づいて。


「ありがと、っ!」


走りにくい浜辺の人混みをかき分けてく。


「Aさんっ!」
『、へ!瑞稀くん!?』


昨日みたい。
何も考えずに飛び出してきてしまうあたり俺もまだまだ子供だな。


「んっと…」
『あ、私また何か忘れ物してましたかね!?』
「いや、それはしてないんですけど…」
『なら良かったです……瑞稀くんどうしてここに?』

「……伝えたいことがあって!」


騒がしいはずの浜辺が急に静かになる。
正確に言うと、俺にはもうAさんしか見えなくなって周りの音が遮断された。

少し茶色い艶やかな髪の毛。
透き通るような少しそばかすがかった白い肌。
正直そうにまっすぐと据わった瞳。
あまり高くはない身長。
年の割には長いスカート。

全部が全部、彼女の好きなところ。

初めから、昨日Aさんがお店に来た時からわかっていた。
俺の目にはAさんだけが輝いて見えて。
それでも知らないふりばかりしてきた。
今やっと、4人のおかげで素直になれるよ。


『なに…かな?』

「Aさんのことが_____。」


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設定タグ:HiHiJets , 橋本涼井上瑞稀高橋優斗 , 猪狩蒼弥作間龍斗   
作品ジャンル:恋愛
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みーま(プロフ) - 最後においシャンの歌詞でてきてやられました……🤦‍♀️作ちゃんの良さめちゃくちゃ詰まってます!!ありがとうございます!!! (7月27日 14時) (レス) @page41 id: e266a86186 (このIDを非表示/違反報告)
hiレベルな小5 - こんな素敵なお話ありがとうございました! (2020年2月17日 18時) (レス) id: 62d5677c5a (このIDを非表示/違反報告)
ちゅっきー(プロフ) - ハヤテさん» ありがとうございます!そう言っていただけて嬉しいです!^ - ^ (2019年8月26日 2時) (レス) id: c0a7664ca3 (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - 面白かったです!《*≧∀≦》私の暇な夏休みにぴったりなお話でした! (2019年8月22日 19時) (レス) id: ef8049b1e6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はいはいこらぼ x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...  
作成日時:2019年8月13日 22時

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