47 ページ47
龍太「…ホンマやな」
楠「あぁ。これからも頑張ろな」
龍太「…おん」
ｶﾞﾗｶﾞﾗﾊﾞﾀﾝｯ
龍太「ふぅ…」
WEST楽屋
ｺﾝｺﾝｶﾞﾁｬ
淳太「あ、大吾と康二やん」
照史「どーした？」
康二「…報告…がありまして」
皆「？？」
大吾「…龍太くん、あと半年らしいです」
皆「…えっ…」
崇裕「それ…は……余命宣告……」
大吾「はい」
智洋「マジか…」
康二「…腫瘍も大きくなってて、違う所にもガンがあるらしくて…」
照史「…そうなんや…」
大吾「…冬のクリパ終わって、2月に舞台が終わったら…しばらく…収録と撮影くらいなんですよ」
崇裕「そっか」
康二「…提案があって…」
シゲ「どないしたん」
康二「…4月にコンサートをしたいねん」
流星「春の松竹あるんちゃうの？」
康二「うん。…それなくしてでもやりたい事があんねん」
大吾「そこでWESTにも協力してほしくてですね…」
淳太「やれる事ならやるで」
康二「お願いします。…詳しくはメールでお伝えします」
照史「おう」
大吾「また」
ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ
望「…半年か…」
崇裕「みたいやな」
照史「…最後の誕生日…になるのかな」
淳太「照史」
照史「だってそーやろ？…きっと…アイツも分かってるって」
淳太「そうかもしれんけど…」
照史「俺は、最高の思い出にしてやりたい。誕生日を」
崇裕「でも…どうやって？」
照史「笑わせんねん」
崇裕「え？」
照史「ほら、笑ってたらガン細胞なくなる、って言うやろ？」
淳太「…照史、それで全部はなくならんで」
照史「分かってるわ！暗い顔させないように笑わせたんねん」
崇裕「あぁ…w」
照史「それやったら良くない？」
崇裕「まぁまぁ…そやな」
照史「…室くん達と大智にも言おう」
崇裕「え？」
照史「康二たちがやろうとしてる事」
崇裕「…おん。そやな」
照史「…龍太を精一杯喜ばせたい」
望「そうやなっ」
照史「おんっ」
食事処
ｶﾞﾗｶﾞﾗﾊﾞﾀﾝｯ
大智「あ、俺最後？」
文一「あぁ」
大智「ごめんごめん。…で、何でWESTが居るん？」
智洋「僕らからお願いとご報告が…」
大智「ん？」
崇裕「一個は嬉しい方。…一個は悲しい方。どっちから聞きたい？」
大智「選択？」
菊岡「俺はいい方やな」
政氏「俺も」
龍規「俺もやな」
文一「同じく」
薫太「はい」
大智「…嬉しい方で」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 141人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むにゃむにゃ団子 - 君の膵臓を食べたい、、、、、、、、、、、、、、、、、？ (2019年10月19日 9時) (
レス) id: b07ee6c15c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：室担の黄色ジャス民
| 作成日時：2018年8月29日 2時
