12 ページ12
大智「滝沢歌舞伎？」
龍太「そう。…だからかな？」
大智「そっか…な、暇なら飯行こ」
龍太「いいよ」
食事処
大智「なぁ龍太」
龍太「ん？」
大智「死ぬの、怖い。やろ？」
龍太「…っ…」
大智「…お前がいつも明るく振る舞ってんの気付いてたで？…俺がもしも、龍太の立場になったら、皆に心配かけたくないし、明るく振る舞うかもしれん。けどさ…家族にくらい頼れよ。心配かけろよ」
龍太「…頼りたくない…」
大智「…龍太」
龍太「死にたくない…生きたい…」
大智「…っ！」
龍太「…死にたくないよ……もっと…もっと生きたいっ…」
大智「龍太っ…」
龍太「自分の体が病魔に侵されてる事くらい分かってる…けど…生きたい…」
大智「龍太…」
龍太「…康二たちに心配かけたくない…」
大智「…それは…」
龍太「強がってなきゃ…ボロボロになりそうで怖くて…」
大智「龍太…」
龍太「…神様って…意地悪やな…」
大智「…そやな」
ー数ヶ月後ー
康二「るーたくーん♪」
龍太「どうしたん？そんな上機嫌で」
康二「んー？べっつにー♪」
龍太「？？」
大吾「どうしたんやろね。康ちゃん」
大西「うん」
正門「どこかで頭でも打ったんかな」
大吾「酷いなお前。仮にも先輩やで」
正門「…いや、康二くんがあんな上機嫌な事ってなかなかないやん？」
大吾「まぁね…」
ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ
？？「龍さん！」
皆「ビックリしたぁ…」
龍太「何やねん小瀧」
望「…俺らの楽屋に…来てくれへん？」
龍太「え？」
望「…ジャニーさんと…偉い人が…」
龍太「…何で俺？」
望「ジャニーさんに言われて…」
龍太「は？」
望「病気の事知ってんねやろ？社長」
龍太「知ってるけど…」
望「いいから来て！楽屋が怖いって…」
龍太「わかった」
ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ
康二「どうしたんやろ」
大吾「んね」
WEST楽屋
ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ
社長「お、Youか」
龍太「呼び出したのそっちですよね…」
社長「あぁ…うん」
龍太「あの…ご要件は？」
社長「Youの担当医から伝言」
龍太「へ？」
社長「…手術しなければ、舞台に立てないよって」
龍太「………」
社長「どうするかはYou次第だよ」
龍太「…はい」
ｶﾞﾁｬﾊﾞﾀﾝｯ
崇裕「龍太」
龍太「手術せな死ぬんやな…」
照史「龍太…」
龍太「…今まで耐えてきたつもりやのに…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 141人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むにゃむにゃ団子 - 君の膵臓を食べたい、、、、、、、、、、、、、、、、、？ (2019年10月19日 9時) (
レス) id: b07ee6c15c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：室担の黄色ジャス民
| 作成日時：2018年8月29日 2時
