白鳥沢学園のマネ 4 【ハイキュー！】【白鳥沢学園】 (ページ39)

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雲雀田「で、今回の合宿どうだった？」

『ポジションシャッフル。いいね。あれ』

火焼「だろ？」

昔馴染みのメンツで居酒屋に飲みに来た。
私はまだ成人してないからジュースしか飲めないけれど、成人組は酒飲んでは飲まれていきそうなノリだ。

枝豆と焼き鳥をいきなり
私の分まで頼むのはやめて欲しい。太らせに来てんのかよ。
シバくぞ。この中年野郎たち

雲雀田「鷲匠監督だったけか。」

『うん、白鳥沢の監督でしょ？？』

雲雀田「去年の合宿で牛島君が言っていたよ。
”ここまで監督とマネージャーの距離が近いヤツらは中々おらん”って」

火焼「あー、そんなことも言ってましたね」

なになに。。
初耳なんだけど。明日帰った時に問い合わせるか。

『仲悪かったら即辞めてるって』

雲雀田「でも、あの人厳しそうに見えるが？」

『厳しいけど、私と考え一緒だから』

____Simple is best

私が昔から掲げてきたモットー。
これを屈しなくここまで来れたのはあの人のおかげ。
あの人には何だかんだ感謝してるんだよな。

『プレイヤーが強くても駄目だから。

プレイヤーの周りの環境も
支えるスタッフ達も。

一生懸命じゃなきゃ、押し潰れる。』

若利に連れられて白鳥沢にやってきたあの頃を思い出す。

一生懸命に真面目に練習していた彼を

しっかり面と向かって立ち向かっていくのは
男バレだけだった。

『1人じゃ勝てるはずがない。

チームプレーしている人間なら

誰もが思っていることでしょ。』

雲雀田「……ふ、」

火焼「成長したな〜」

『マジ殺意』

例えドクターストップがかかっていようが、

バレーボールをこの身ですることが出来なくても

バレーボールをまじかで見ることは出来る。

そのバレーボールを見る時に

観客側か関係者側か

この違いだけでしょ。

私はただ、

諦めきれなかっただけだから。。。

ひーちゃんに、、何一つ恩を返せていないことに。

自分に腹が立っただけだから。。

火焼「……？」

____私のヒーローはあんただけだよ。

__今も昔も

そして

___これからも

なんて心の中で言ってみる

『べーつにー!!

てか私のコーラは！』

雲雀田「待て待て、おすわり」

火焼「ﾌﾞッww」

やっぱりコイツら１回シバかせろ