難しい。 ページ3
秀くんに呼ばれて、広い部屋に入る。
部屋というか、シンデレラのお話とかでよく出てくる、舞踏会をするような大広間だ。
長くて真っ白な布がかかったテーブルに座らされる。
そのテーブルは横に6メートルぐらいあって、私と秀くんをぬいても30人は座っている。
すると、後ろから5、6人のメイドさんや執事さんらしき人が何かをおぼんにのせてやって来た。
一人に一つずつ、サラダとパンを置いた。
「メインが出来るまで、もう少々お待ちくださいませ」
すると、秀くんは、静かにフォークを取ると、サラダをしゃきしゃきと食べ始めた。
それに合わせて他の人も食べ始める。
私も、一生懸命真似して食べた。
ほとんどの人がサラダとパンを食べ終わった頃に、さっきのメイドさんと執事の人が、また何か持ってきた。
とっても、美味しそうなにおいがした。
それは、少し焦げていて、お皿のはしっこにはほうれん草と人参が添えてあった。
「メインディッシュの、オーストラリア産の高級肉のステーキです」
執事の人が言った。
私は貧乏だったから、その料理を食べたことも
聞いたこともなかった。
ナイフとフォークがあったけど、食べ方が分からなくて、ついつい手で食べてしまった。
「おっ...おいしーーーーーー!!!!」
思わず叫んだら、大人たちが冷たい視線で私を見た。
もちろん、秀くんも...。
どっ、どうしよーーーーーーーー!!!!
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中二病だ☆彡 - れみゅみゅさん» ゆっくりでいいので頑張ってください! (2016年10月15日 14時) (レス) id: ba1c481fda (このIDを非表示/違反報告)
れみゅみゅ(プロフ) - ありがとうございます!れみゅみゅと会うことは少ないと思いますが、頑張ります!じゅのん♪より (2016年10月15日 14時) (レス) id: e0854a4edd (このIDを非表示/違反報告)
みゅうん - こうしん頑張ってください! (2016年10月15日 14時) (レス) id: ba1c481fda (このIDを非表示/違反報告)
中二病だ☆彡 - 初心者ですよね!?書き方が上手ですね〜。 (2016年10月15日 14時) (レス) id: ba1c481fda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じゅのん♪ x他1人 | 作成日時:2016年9月11日 16時