3年A組隼人が好き。 (ページ10)

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分かんないよページ10

You side

～回想～
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甲斐「今日の放課後、いつもんとこで待ってるから、遅れずに来いよ。」

あれは、少し前の夏。
あたしは、仲が良かった甲斐くんのことが好きで、ずっと想っていた。

そんなある日。

甲斐「…俺…お前が好き。」

『えっ？』

甲斐「俺らしくねぇけどよ…離れてほしくない。」

『……ほ、本当？』

甲斐「…お前のことは、俺が守ってやっから。」

『…///…はい！あたしも、甲斐くん好き。』

甲斐「はっ…！？つか、まじ？」

『うん！ずっと好きだったんだよ？』

甲斐「っ…////」

それから…あたし達は、付き合うことになった。

景山「あっ、A！」

『澪奈！また学校でね。』

景山「今日、一緒に帰らない？」

『…ごめん、今日は甲斐くんと帰る約束してて。』

景山「え？また？」

『うん…。』

景山「あの問題児と付き合ってから、いつも帰ってくれないじゃん。」

『そんな風に言わないでよ、甲斐くんたしかに、悪いとこはあるけど…』

景山「私は嫌なの、あんな奴と付き合って…全然話してくれないし！」

『澪奈…』

景山「いっそ、あんな奴と出会って欲しくなかった！！」

『やめてよ！甲斐くんの悪口言わないで！』

あたしが悪かったのかな。

あの時…澪奈と帰っていたら。

甲斐くんと…付き合ったのは…

間違いだったのかな？

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柊「君の彼氏は、相当な根性だね。」

『っ…間違いだったの…？…甲斐くんと……付き合ったのって……』

柊「？…間違い…かぁ。」

ブッキーは、あたしの鎖を揺らした。

柊「まぁ確かに、君たちが付き合わなかったら、景山澪奈も追い込むことは、無かったしね。」

『……付き合わなければ良かった…ってこと？』

柊「……そういうことでは、ないと思うよー？」

だって…好き…なんだもん

甲斐くんが。

柊「君が好きって思ったら好きなんじゃないの？」

そんなのっ

分かんないよ