3年A組隼人が好き。 (ページ16)

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愚痴ページ16

You side

柊「今日の問題は、コレだ。」

先生は、黒板にコピーした紙を次々に、
貼っていく。

『何……これ。』

柊「これは全て、ネットのアプリに載っていた…景山澪奈の愚痴だろうな。」

酷い…。

水越「「めちゃめちゃにしてやりたい」って…」

諏訪「完全に変態じゃん。」

他にもたくさんの、愚痴がばらまかれていた。

柊「景山のドーピングの件だが、ある動画が発覚した。」

それは、澪奈のロッカーに薬の瓶と、
それを飲む澪奈の動画だった。

柊「だがこれは、加工した動画だと分かった。誰がこの愚痴をばらまいたのか…
名乗り出るまでが…今日の俺の授業だ。」

すると、先生は時計を見た。

柊「よし、夜の8時までには名乗り出ろ。」

そう言って
部屋を出て行った。

諏訪「誰だよ、こんなの書いたやつ。」

魚住「変なことばっかり書いてある…。」

小宮山「キモすぎでしょ。」

結城「男子がったんじゃないのー？」

兵頭「俺たちじゃねーよ。」

諏訪「…女子ってことも…ありえるんじゃなーい？笑」

宇佐美「………。」

唯月が香帆を見つめた。
まさか…香帆を疑ってる？

『……痛…』

茅野「大丈夫？まだ痛むの？」

『ごめん…大丈夫。』

すると、唯月があたしの足を撫でた。

諏訪「Aを監禁したのも、意味わかんないしね。」

須永「今は、このメッセージをネットにばらまいたやつに、名乗り出てもらうしかねぇだろ。」

結城「そんなすぐに名乗り出るわけないって。」

諏訪「Aは、知らない？澪奈と…仲良かった人とか。」

『…疑うわけじゃないけど…さくら…とか。』

水越「まっ、1番当てはまるけどね。」

結城「ずっとつき回してたらしいし。」

茅野「待ってよ、私じゃない！」

金沢「否定すればするほど、怪しいよね。」

な、何なのこの空気…。