3年A組隼人が好き。 (ページ14)

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あたしの彼氏ページ14

You side

今日の夜は、ブッキーも教室に来ないから
あたし達は、
みんなで固まって寝る。

今日は、あたしは香帆によりかかって、寝ようとしていた。

宇佐美「てか…うちら本当に解放されんの。」

諏訪「言うこと聞いてるしかないよ…今は…もう寝よー。」

そう言えば…あたしと隼人くん、

付き合って初めてのデートした時、楽しかったなぁ。

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～回想～

『甲斐くん、笑ってよー！』

甲斐「俺、写真嫌いなんだよ。」

『もぅ…この野郎ーー！！』

ｺﾁｮｺﾁｮ…

甲斐「くすぐってぇよ！ちょっ！笑ハハッ…待てって！笑笑」

『はい！チーズ！』

ｶｼｬｯ

『いいのが撮れたねー！』

甲斐「うっせぇ…お前が勝手に撮ったんだろ？」

『だって笑わないんだもーん！笑』

甲斐「笑ってるのは…お前だけでいいんだよ。」

『え？』

甲斐「……めそめそしてるお前より、笑ってる方がいい。」

『……あ、ありがとう？』

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あたしは、
須永くんに寄りかかって寝る、隼人くんを見つめた。

あの時は…意味はよくわからなかったけど、

今なら……

分かる気がする。

あたしは、隼人くんの髪を触り、撫でる。

『………隼人くん………好きだよ……』

みんなに聞こえないように、そう言って…

チュッ

おでこに軽いキスを落とした。

『死ねない…………隼人くんと……やりたいこと…たくさんあるんだもん………』

生きてね…

死んだら許さないから。

あたしの……彼氏なんだから。