声が ページ11
You side
すると、トイレの方でガチャガチャした
音が鳴った。
須永「すいませ〜ん、ぶっ壊れちゃいましたー。」
『っ…！？…須永くん…？』
向こうから…
須永くんの声が…。
里見「先生ー直してくださーい。」
柊「どうやら男子達が、壊したらしいな。男子トイレのやつ……ペナルティだぞ。」
先生は、何かを持って美術室を出て行った。
ダメだ…
目隠しで何も見えない…！
必死に鎖を揺らして、音を鳴らした。
ｶﾞﾗｶﾞﾗ！
『っ！！』
先生が…聞こえて…来たのかな…！？
どうしよう…あたし…
殺される？
すると、誰かの手があたしの頬を触った。
ﾋﾞｸｯ
甲斐「心配すんな、俺だ。」
『……甲斐くんっ！泣』
甲斐くんが、あたしの鎖を解いて
檻から出してくれた。
『甲斐くん…！怖かった…』
甲斐「みんな、心配してるから。」
『でも、先生は…』
甲斐「今、石倉と須永がやってくれてる。早く戻らねぇと！」
甲斐くんが引っ張った瞬間。
あたしは倒れた。
甲斐「おい！大丈夫か？」
『ごめんっ…鎖で…』
鎖の跡が、血が出て痛かった。
甲斐「血出てんじゃねぇか……歩ける？」
『が、頑張る…』
甲斐「すぐそこだ…大丈夫。」
あたしは、甲斐くんにもたれかかりながら、
教室を目指した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 637人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
理佐 - 続き待ってます！！ (2019年3月31日 21時) (
レス) id: 7801f240ae (このIDを非表示/違反報告)
いち。 - 続きないんですか？書けないなら一言なにか言った方がいいと思いまーす (2019年3月15日 21時) (レス) id: 92986f90db (このIDを非表示/違反報告)
LDH大好き - 凄く面白いです！更新お願いします！ (2019年2月21日 18時) (レス) id: d6578c2435 (このIDを非表示/違反報告)
AYa(プロフ) - 続き待ってます。頑張って下さい！！ (2019年2月17日 1時) (レス) id: 2f4b18a3cd (このIDを非表示/違反報告)
愛理 - 早く書いて〜〜 (2019年2月9日 11時) (レス) id: 48babf7bdd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2019年1月11日 19時
