3年A組隼人が好き。 (ページ1)

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彼氏ページ1

You side

ﾋﾟｺﾝｯ

ﾋﾟｺﾝｯ

あたしはスマホに向かって、少し微笑む。
朝から、甲斐くんとLINEしていたから。

あたしの名前は、高山 A。
高校3年生で、甲斐隼人の彼女！
今は、
登校中に甲斐くんに、LINEを送っていた。

下駄箱で上靴を履いて、
教室を目指す。

宇佐美「先生、ホームルーム遅刻すんなよー？笑」

あっ…香帆？

また、ブッキーからかわれたの？笑

『こんなにたくさんのダンボール。』

そう言って、あたしはダンボールを片付けた。

柊「チャイムなるから、早く行きな。」

『先生もねー。』

あたしは前からずっと思ってた…

なんか…ブッキーって昔から変だなって。

教室に入ると、みんながあたしを見た。

宇佐美「A、おはよぉー！」

諏訪「おはようー！」

『おはよ笑』

宇佐美「てか、今日カラオケ行かね？」

『あっいきたーい！』

結城「みんなで行こー！」

あたしは、そんな話をしながら席に座る。

ったく…

甲斐くんまだ来てなかった…。

あたしの席は、唯月の隣。

諏訪「あれれー？彼氏は遅刻？」

『いつものことだよ！笑うるさいなー。』

諏訪「いいですよねー幸せで！」

甲斐くんと付き合って、少し経つ。

あたしはまだ…手も繋げないほど、恥ずかしがり屋だった。

ガラガラ

あっ先生が入ってきた。

柊「甲斐くん達は、まだか。」

すると、

タイミングよく甲斐くん達が入ってきた。

石倉「よっしゃ、セーフセーフ。」

柊「セーフじゃない、アウトだよ。」

須永「少しは大目に見ろよ、ブッキー笑笑」

と言って、ブッキーを蹴った、須永くん。

ブッキーは、サラッとガキを閉めた。

『えっ……？』