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「あの、環先輩……？」
「なに、Aさ………A。」
やっとA、って呼んでもらえるようになったけど、時々Aさん呼びに戻ってしまいそうになる。
私は自分の唇を指さす。
「私の言いたいこと、分かります？」
「わ、分からない……。」
「あーもう、それでも男ですか！」
「キスしたいって、ことですよ……」
勢いで言ってしまい、恥ずかしくなる。
最終手段のはずだったのに。
「その、私たち、付き合って3カ月経つんですよ？」
「そろそろ、キスも、してみたいな……って。」
「だから、いいですか……？」
先輩は顔を真っ赤にしながら頷く。
それを確認し、私は先輩に顔を近づける。
こんなに緊張するものなのか。
「A…？ そろそろ、無理……」
この距離感に耐えられなくなったのか、先輩が声をあげる。
「ご、ごめんなさい。」
覚悟を決めて、唇を重ねた。
ファーストキスはレモンの味、とかよく言うけど、頭が真っ白で味も何もない。
顔が熱い。
意外にも、先輩の顔はさほど赤くなかった。
「……えっ？」
ボーっとしている間に、唇に何かが触れた。
それが先輩からのキスだと理解するまで、時間がかかった。
後頭部を抑えられ、何度も唇が重なる。
「先輩……？」
「A……、キスって、こんなに気持ちいいものなんだね。」
先輩は、いつもと違う眼をしていた。
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桜 - 誕生日になったら，お祝いしたいです (4月11日 17時) (
レス) @page34 id: 1ecfe5f693 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 作者さんの誕生日は，いつですか？ (4月11日 17時) (レス) @page34 id: 1ecfe5f693 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 轟焦凍×爆豪勝己×激甘の続きがほしいです。お願いします。 (4月11日 16時) (レス) @page17 id: 1ecfe5f693 (このIDを非表示/違反報告)
レミー - リクエストで，死柄木や荼毘をヤンデレにして欲しいです (2023年2月4日 6時) (レス) @page34 id: 069b817a50 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - ドキドキしすぎて涙でそ… (2023年1月25日 21時) (レス) @page28 id: b271341cb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさもっち。
| 作成日時：2018年7月29日 1時
