夜 ページ1
夜、いつものようにお父さんのベッドに潜り込む。
お父さんはリビングで仕事を終えて、後から入ってくることが多い。この日もそうだった。
夜中、ふと目が覚める。
お父さんがこっちを向いて眠っていた。目の下が少し黒い。
手を伸ばしてミルクティー色の髪を撫でる。いつもしてもらっているように。
眠っている表情が、少し柔らかくなった気がした。
(おとうさんはしらないだろうなぁ。(人１)がときどきなでてること)
そう考えて小さくて笑う。
(しらなくていいんだ。これは(人１)だけのひみつ。)
そのまま胸の中に体をねじ込み、体制を整えてまた夢の中へ。
寝返りを打とうとして、腕の中の温かさに気づく。
うっすら目を開けて愛しい娘が居ることを確認し、動くのはやめた。
起こさないようにそっとその小さな頭を撫でる。
和らいだ寝顔を眺めながら、再び静かに眠りに落ちた。
「おとうさんー！おきられない！」
「…ん？ああ、すまない。動けなかったな。」
少し強く抱き締めていた腕を離す。
「さあ、今日の朝食は何にしようか」
「ふれんちとーすと！」
「フレンチトーストな、了解」
カーテンを開けた窓から柔かな光が差し込む。
また新しい朝が始まった。
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藍原春陽(プロフ) - 桜猫さん» いえいえ、意見はどんなものでもありがたいです！頑張りますね！ (2019年10月29日 20時) (
レス) id: 0a284fbc63 (このIDを非表示/違反報告)
桜猫(プロフ) - 藍原春陽さん» そうだったんですね！そうとは知らずごめんなさい…頑張ってください！ (2019年10月29日 16時) (レス) id: b3a762d464 (このIDを非表示/違反報告)
藍原春陽(プロフ) - 桜猫さん» 感想、アドバイスありがとうございます。なるべく台本書きにはしたくないので、もっと文章だけで誰の話か分かるように頑張ります。実はこの物語はあと少しですが、これからも応援よろしくお願いします！ (2019年10月29日 10時) (レス) id: 0a284fbc63 (このIDを非表示/違反報告)
桜猫(プロフ) - 最高です、目の保養です、余計なお世話ですがお話で安室さんや風見さんなどに視点が変わるときは題名か1ページの一番上に降谷sideとか梓視点といらたら分かりやすいです。 (2019年10月29日 0時) (レス) id: b3a762d464 (このIDを非表示/違反報告)
桜桃 - 風見さんカワイイ(*´ω｀*) (2019年9月16日 18時) (レス) id: e6875614e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍原春陽 | 作成日時：2019年5月24日 16時
