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C：時間をかけて導き出すのは ページ26
C「アイスラテ、ひとつ… あ、ふたつください」
「ありがとうございました〜」
右手にアイスラテ
左手のアイスラテにはガムシロを入れてちゃんと甘くした
どこにいるかな
なんて考えるまでもなく、ちゃんとデスクに座っていた
C「おつかれ」
デスクに買って来たラテを置くと
「え？どしたの？これ」
目を丸くしてびっくりしてるから
C「どしたの？って別に。差し入れ」
Aさんがそれを手に取る前に
自分のは飲み終わった
C「さっきさ、なんか用だった？」
「うん、これ、渡せなかったんだ」
黙ってその手紙を受け取って
じゃ、後で読んでおくからって
合図を送って部屋を出た
こうやって会って話せば数秒で終わる会話だけど
C「お、そっか」
休み、取れたのか
時間をかけて導き出すその答えが
いつもよりも嬉しく思えるのは
なんか不思議な気分だ
どうやらおれも、旅を楽しみにしているようだ
C：期待を含ませて握るハンドル→←C：追い払っても飛ぶ質問に
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作者名：yunomi | 作成日時：2017年5月17日 21時
