sister_66 ページ21
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エリザベスに挨拶して桂さんに向き直る
「まぁあながち間違ってないんだかな」
桂「じゃあ何故殴る!?」
「まあまあ。でさ、ちょっと頼みがあって。耳貸して」
桂「む?なんだ」
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桂「...爆弾?」
「手榴弾とか運びやすい武器とか。
...ちょーっと揉め事してちょいちょいっと仲直りに」
桂「いや仲直りに爆弾は仲直す気ないだろう!?」
どのくらい?と書かれたプラカードを私に見せるエリザベス
「1人が持てる分くらいかな」
桂「まさか、1人で喧嘩するとか言うんじゃないだろうな」
「1人じゃ仲直りする相手がいないだろ?」
桂「そういう事じゃ無くてな...まぁ、良いだろう」
「話が早くて助かるよ。お礼はこれでどうだ」
うまい棒ファミリーパック、エリザベスの人形
桂「...好きなだけ持ってくがいい」
「ほんとあんた単純だな」
__
「ありがとう、助かった」
桂「他人の揉め事に口出すのはあれだが...必ず生きて帰ってこい。関わりを持ってしまった上、銀時の大事な友人だ。あいつらが悲しむ顔は見たくない」
「...悲しい時に支えるのが幼馴染なんじゃないのか、桂さん。じゃあね」
エリーにも手を振って桂さん達とは離れる
既に陽は傾いていた。
__
腕時計の針が21時を指した頃
手紙で指定された場所に行くと、案の定既に彼らは居た
小「まだ掟は忘れてなかったようですね」
「まぁな。いつ誰が聞いているか分からない、故に指定された時間の1時間前に集合すること。警戒心が高い蛇天党特有のルールだ」
小「完璧ですねェ、流石は紅月姫。おや、今日は変装をしていないのですね」
「お前の最期くらいあの頃の紅月姫で居てあげようと思ってなァ」
最期、その言葉にぴくりと反応する
小「その様子ですと取引は不成立ということでしょうか。自分の安全を優先して家族を見捨てると?」
あの頃と真逆だ、と皮肉った笑みを向けてくる。
「誰が逃げるつった?全部終わらせんだよ、この剣でなァ。私もお前らも」
小「ほぅ...そう来ましたか。では、終わらせましょうか、幕府も貴方も」
チャキ、と剣を構える。
小浜が手でなにか合図をすると背後から出てきた真剣を持った数十、いや百以上の浪士達
「あーらら、随分とお仲間を増やしたんだな」
小「今度は質より量で行こうと思いましてねェ」
「ふはっ、やっぱり馬鹿だよアンタ」
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ひおりん - めっちゃ最高です‼︎更新待ってます (9月18日 11時) (レス) @page29 id: 6733d96b22 (このIDを非表示/違反報告)
生粋のオタク - 涙腺崩壊 (5月7日 21時) (レス) @page30 id: 8a34509e2e (このIDを非表示/違反報告)
噂のキャンディー(プロフ) - 号泣しました、沖田姉弟っ。幸せになれよっ。更新まってます。 (2022年8月4日 11時) (レス) @page30 id: 97930f92c9 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 本当にかんどうしました。更新待ってます (2022年2月27日 11時) (レス) @page30 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - 号泣しました…完結まで更新待ってます (2022年2月12日 2時) (レス) @page30 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わか | 作成日時:2021年2月17日 7時