４５、関西弁の… ページ3
二宮「あーら、また取られてんの？あなたも懲りない人だね？それも相葉さんに取られるって相当鈍いよ？」
相葉「えっ？Aちゃんとニノ知り合い？」
交互に私たちを見るから、「この間助けてもらったんです」と言う。
二宮「誰かさんが彼女の大事なものを奪ったんでね？」
メガネをじっくりと見ながら、そういった。
相葉「えっ？あ…メガネ？あーあの時、ニノのメガネ借りたんだ？」
男性「なんか複雑な事情でもあんの？ならオレ帰りたいんだけど？」
相葉「え？全然っ！あ、Aちゃん、コイツ、横山裕っていうの。オレの友だちでね。おれは、キミちゃんって呼んでる。
で、こっちは、藁科Aちゃん。いつもは書架にいるんだけど、図書整理中にオレのグループに入ってくれてたの」
横山「藁科…藁科A…って、嵐山高校だった？」
高校名を言われたとたん、心臓がドキドキと大きくなり始める。
コクンと頷くと
横山「へぇ…確か、同じクラスだったよな？3年のとき。あーうんうん、何となく面影あるわ。オレのこと、覚えてる？」
関西弁の…男の子
そう、引っ越してきた…
それから…
３年で
同じクラス…
彼の言葉から当時の記憶が溢れてくる。
思考を停止させたくて、ぎゅっと手を握った。
それから、精一杯の気力で声を出す。
A「ごめんなさい。昔のことは、あんまり…覚えてないから」
それから、相葉くんの方を向く。
A「ごめんね。私ここで失礼するね。お疲れ様でした」
お辞儀だけして、駆け足でその場を去った。
走ってしばらくすると息が切れる。
はぁはぁと肩で息をする。
横山くん…
高校時代、あのグループにいた一人？
関西弁を話していた男子がいたのは覚えている。でもそれ以上思い出せるものがない。
細い記憶の糸をたどりながら、とぼとぼと家路に着いた。
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あい(プロフ) - むにゃむにゃんさん» むにゃむにゃんさん、ありがとうございます。大好きなことなので、プラス思考で時間をうまく利用して頑張りたいと思います！今後も気長にお付き合いくださいねm(_ _)m (2019年9月19日 3時) (
レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
むにゃむにゃん(プロフ) - お話を生み出す苦労は並大抵ではないと思います。待つ事しか出来ませんが、楽しみにしています。ご無理なさらずに(^^) (2019年9月17日 22時) (レス) id: 5224fbc573 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ことぶきさん» ことぶきさん！ありがとうございます！ちょっと行き詰まったけど、方法はあると思うので上向いて口角上げて頑張ります♪他の方のお話も全然読めてないからストレス〜(笑)余裕があるときに一気読みして発散したい(笑) (2019年9月16日 7時) (レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 蒼さん» 蒼さん、ありがとうございます。そうおっしゃってくれる優しいお気持ちがが一番ありがたいです。時間決めて少しずつ進めていきたいです。気長にお待ちくださいm(_ _)m (2019年9月16日 7時) (レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ゆかりんさん» ゆかりんさん、ありがとうございます。そういっていただけるとホント嬉しいです。できる限り頑張りたいと思ってるので待っててください！ (2019年9月16日 7時) (レス) id: 6cfe9042a6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あい
| 作成日時：2019年9月14日 7時
