【ヒロアカ】【鬼滅の刃】無個性の鬼 (ページ7)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:67,588 hit

６ページ7

オールマイト「君なら私の“力”、受け継ぐに値する！！」

貴女「へ？」

オールマイト「何て顔をしているんだ！？『提案』だよ！！本番はここからさ、いいかい少女…

私の“力”を君が受け取ってみないかという話さ！！」

力を…？

オールマイト「といっても君には別の力があるようだが、あれは何だい？」

貴女「あ、あれは“呼吸”といって一度に大量の酸素を血中に取り込む事で瞬間的に身体能力を大幅に上昇させる特殊な呼吸法です」

オールマイト「なるほど、あくまでただの身体能力だったと」

貴女「はい、僕が使っていたのは“空の呼吸”という呼吸です」

空の呼吸の技は僕だからこそ使える技があるからね(鬼だから)

貴女「それより“力”とは？」

オールマイト「あぁ、私の“個性”の話だ少女」

貴女「？」

オールマイト「写真週刊誌には幾度も“怪力”だの“ブースト”だの書かれ、インタビューでは常に爆笑ジョークで茶を濁してきた

“平和の象徴”オールマイトはナチュラルボーンヒーローでなければならないからね

私の“個性”聖火の如く引き継がれてきたものなんだ」

貴女「引き継がれてきた…もの！？」

オールマイト「そう、そして次は君の番だという事さ」

貴女「ちょっ…！ちょっと待って下さい！ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」←長いので

オールマイト「君は取り敢えず否定から入るな！！ナンセンス！！」

貴女「ナ…」

オールマイト「私は隠し事は多いが嘘はつかん！個性を“譲渡”する個性…それが私の受け継いだ“個性”！冠された名は『ワン・フォー・オール』」

貴女「ワン・フォー・オール…」

オールマイト「１人が力を培い、その力を１人へ渡し、また培い次へ…救いを求める声と義勇の声が紡いできた力の結晶！！」

貴女「そんな大層なもの何で…何で僕にそこまで…」

オールマイト「元々後継は探していたのだ…そして君になら渡してもいいと思ったのさ！！“無個性”で只のヒーロー好きな君はあの場で誰よりもヒーローだった！！」

そこまで言ってもらえるなんて…

オールマイト「まァしかし君次第だけどさ！どうする？」

貴女「お願い…します！」

オールマイト「即答、そう来てくれると思ってたぜ」