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ダメだこれ！すぐ出来るような簡単な話じゃない！皆…１つは大記録を出しているのに…！！
↑一応５０m走とか立ち幅跳びは出来てる
残りは持久走ら上体起こし、長座体前屈…もう後がない…！！このままだと僕が最下位…だと思うよ
【彼女は刀を持つと大体本気を出せる(刀を持つと性格変わる的な)、数十年使っている為】
飯田「緑谷君はこのままだとマズイぞ…？いや５０m走は速かったが…」
爆豪「ったりーめだ、無個性の雑魚だぞ！」
飯田「無個性！？彼が入試時に何を成したか知らんのか！？」
爆豪「は？」
相澤(そろそろか…)
貴女「よし…」
今…使わなきゃ…！！
ブンッ
「４６m」
貴女「な…今確かに使おうって…」
相澤「“個性”を消した」
貴女「！？」
相澤「つくづくあの入試は…合理性に欠くよ、お前のような奴も入学出来てしまう」
貴女「消した…！！あのゴーグル…そうか…！見ただけで人の“個性”を抹消する“個性”！！抹消ヒーローイレイザー・ヘッド！！」
「イレイザー？俺…知らない」
「名前だけは見た事ある！アングラ系ヒーローだよ！」
相澤「見たとこ…“個性”を制御できないんだろ？また行動不能になって誰かに救けてもらうつもりだったか？」
貴女「そんなつもりじゃ…！」
相澤「どういうつもりでも周りはそうせざるを得なくなるって話だ、昔暑苦しいヒーローが大災害から１人で千人以上を救い出すという伝説を創った」
それって…！
相澤「同じ蛮勇でも…お前の１人を救けて木偶の坊になるだけ、緑谷樹 お前の“力”じゃヒーローになれないよ
“個性”は戻した…ボール投げは２回だ、とっとと済ませな」
そうだ…全力で…そして…
貴女「最大限で…最小限に…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
僕に出来る事を！！
貴女「ＳＭＡＳＨ！」ﾌﾞｵｯ
ピピッ
貴女「本当、痛みは嫌いなんだけどなぁ…あの痛み…程じゃない！！」
昔はすぐに治ったのに…
相澤(力任せの１振りじゃなく、指先にのみ力を集中させたのか…！！)
貴女「先生…！まだ…動けます」
相澤「こいつ…！」
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作者名：鬼神姫 | 作成日時：2019年9月1日 22時
