40 ページ40
「ミナミ、時間やばい！行こ！」
「ねえ！私無理なんだけど！」
ぎゃあぎゃあ言いながら紫耀たちと別れる
「え、待って、え、待って」
「今度ゆっくり話すから笑」
「まあでも、絶対男できただろうとは思ってた、笑」
「え、嘘、笑」
「見たらわかるよ〜女の勘！笑
でもまさか、ジャニーズだなんて笑」
この長い付き合いで恋愛の話なんてしたこと無かったから
修学旅行みたいなノリが楽しい
「平野さんは、どんな人？」
「んー、、、変な人 笑」
「え？笑」
キラキラしてる私を好きになって、そばにいてくれる人はたくさんいるけど
ボロボロでどん底だった私のそばに、ずっとずっといてくれて
手を差し伸べてくれて
本当に変な人
だけど
本当に感謝してる
変な人からもらった紫色のダイヤモンドにそっと触れて
今日も私はアイドルになる
ーーーーーーー
海人side
「まじでさ」
「うん」
「白石A、可愛すぎる」
去っていくAたちをみながら
紫耀はガチトーンでそう呟く
「いいねぇ、紫耀のものだもんね笑」
「っしゃ！」
大きくガッツポーズする彼は
大人気アイドルには見えない、The男子 笑
Aと付き合い始めてから
紫耀はすごくイキイキしてる
Aは
紫耀に迷惑と心配ばっかりかけてる
なんて言うけど
紫耀は全くそんな風に思ってない
むしろ
「Aは人として大好きだけど
アイドルとして、本当に尊敬してる」
Aの存在が
紫耀をもっと強くする
「最近どうなの、A」
「心配だよね、俺も気が狂いそう」
今度はさっきと打って変わって
少し苦笑い
「順調に仕事してるみたいだけど、本人曰く、ギリギリではあるって」
「そっか」
「だから俺がそのギリのラインを超えないように見張ってる」
毎日家帰ったはすぐにソファで寝るだとか
眠いからご飯いらないだとか
Aのギリギリの生活を暴露する紫耀だけど
「ほんっと、反抗期の娘かよって感じ！笑」
ニコニコ幸せそうに笑う
Aもだけど
紫耀もこれまでたくさん頑張ってきた姿を見てきたから
2人揃って幸せになってくれたことが
俺はとても嬉しい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1222人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kn(プロフ) - 今日この作品に出会って、一気に読んでしまいました！完結、おめでとうございます！そしてお疲れ様でした（＾_＾） (2021年7月23日 22時) (
レス) id: 1cf9fa6049 (このIDを非表示/違反報告)
涼杜兄妹(プロフ) - 完結おつかれさまです！！！あぁーーーー、更新されるのが日々の楽しみだったので完結さみしいです！！！ほんとだいすきな作品です！！！平白最高！！！！ (2021年7月23日 21時) (レス) id: a89c13a921 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - わぁぁぁ！完結したんですね…！本当に毎日更新楽しみにしていました！大好きな作品です！本当にお疲れ様でした！！ (2021年7月23日 20時) (レス) id: 243d310fe3 (このIDを非表示/違反報告)
has(プロフ) - 完結おめでとうございますっっっ！！もう平白夫婦推します！笑ほんとにHitomiさんの作品の虜です…！ (2021年7月23日 15時) (レス) id: 11039f4f3f (このIDを非表示/違反報告)
ミツキ(プロフ) - めっちゃ面白かったです！ほんと尊い作者様、、、。新作も出してくれると嬉しいです。完結おめでとうございます！ (2021年7月23日 13時) (レス) id: cef3d2c4a8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Hitomi
| 作成日時：2021年5月30日 18時
