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紫耀side
「紫耀！！！ねえ！紫耀！！！」
仕事を終えて
彼女と過ごす夜
Aがお風呂に入っている間
ソファでうたた寝してたら
Aが俺を呼ぶ声
「え、なに、どうしたの？！」
慌てて洗面所の方にいけば
「ねえ！みて！！！」
バスタオルを体に巻いた状態で
にこにこしてる彼女は
下を指さして
「戻った！」
「あ、体重？」
「そう！
新曲の衣装着れるわこれで！」
「似合うよ絶対」
「だよねー！久しぶりに頑張った！」
体重落とすと決めたら
最後までやり遂げちゃうんだよな
さすが白石A
「明日美容院行く」
「あ、そうなの？」
「さすがにボサボサすぎてやばい、仕事してる時は週2くらいで行ってたのに」
王道アイドルらしい前髪は
ここ数ヶ月でかなり伸びて
少し大人っぽくなった
俺はそれも好きだけど、笑
「じゃあ今日は早く寝なきゃね」
「うん、お茶飲んだら寝る」
「入れとくね」
「天才」
彼女がゆっくり眠れるように
俺は試行錯誤してるわけだけど
最近買ったハーブティーはなかなか良い
それを二人で飲んでおしゃべりして眠るのが
最近のルーティーン
ジェラピケのふわふわのパジャマを着た華奢な彼女は
やっぱり、アイドルなんだよなぁ。
「あ、今日ね、テレビでキンプリみた」
「えーなんの？」
「歌番組！夏は忙しいね笑」
そう言って彼女は笑う
「どうだった？笑」
「紫耀もアイドルだったなって思い出した笑」
「なにそれ笑」
「普段部屋着の紫耀しかみてないから、ステージでキラキラしててびっくりした笑」
「素直に言えばいいのに笑
かっこよかったって笑」
「は？言いません！思ってないし！
まあ海人はかっこよかったけどな！」
「あーあ、そんな悪い子は眠れなくなればいい」
「うっっっわ、海人は私が眠れるまで電話付き合ってくれるのに！！！」
わざとらしく口を尖らせて
上目遣いしてくる彼女が可愛すぎて気が狂いそう
「本当は俺のこと、好きなくせに」
彼女の伸びた前髪を触りながら俺はそう囁く
この間
海人が
「ここだけの話、Aね
紫耀と共演決まった時、かっこよすぎてまともに演技できないかもって学校で言ってた笑」
パーフェクトヒロインの素の姿
さすがに可愛すぎる
そのエピソードだけで
100年生きれる
ーチュッ
「あ」
「好きだよ、当たり前じゃん」
珍しくAからキスしてきて
今日は彼女の勝ち
ーー
コメント待ってます！
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kn(プロフ) - 今日この作品に出会って、一気に読んでしまいました！完結、おめでとうございます！そしてお疲れ様でした（＾_＾） (2021年7月23日 22時) (
レス) id: 1cf9fa6049 (このIDを非表示/違反報告)
涼杜兄妹(プロフ) - 完結おつかれさまです！！！あぁーーーー、更新されるのが日々の楽しみだったので完結さみしいです！！！ほんとだいすきな作品です！！！平白最高！！！！ (2021年7月23日 21時) (レス) id: a89c13a921 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - わぁぁぁ！完結したんですね…！本当に毎日更新楽しみにしていました！大好きな作品です！本当にお疲れ様でした！！ (2021年7月23日 20時) (レス) id: 243d310fe3 (このIDを非表示/違反報告)
has(プロフ) - 完結おめでとうございますっっっ！！もう平白夫婦推します！笑ほんとにHitomiさんの作品の虜です…！ (2021年7月23日 15時) (レス) id: 11039f4f3f (このIDを非表示/違反報告)
ミツキ(プロフ) - めっちゃ面白かったです！ほんと尊い作者様、、、。新作も出してくれると嬉しいです。完結おめでとうございます！ (2021年7月23日 13時) (レス) id: cef3d2c4a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hitomi
| 作成日時：2021年5月30日 18時
